('A`)はゲームをするようです。
691 名前:('A`)はゲームをするようです。[] 投稿日:2007/01/28(日) 17:41:06.92 ID:yAUu6FaY0
満月が顔を見せる深夜。
月明かりが差し込む裏路地に数人の男が集まっている。
('A`) 「ここで間違い無いな?」
その中の一人。
煙草を咥えたリーダー的な男。ドクオが口を開いた。
(-_-) 「はい。確かに此処から……反応があります」
返事に「そうか」と頷くドクオ。
煙草を足で踏み潰した彼は、周りの男達に笑みを渡した。
('A`) 「マフィアの恐ろしさ……教えてやるか」
黒スーツが似合う男達は、一同に笑みを交わす。
ドクオはさらに笑うと、右側に立っていた大柄な男を首で杓った。
('A`) 「扉を壊してやれ。震え上がるぞ」
(´・ω・`) 「分かりました」
大柄な男は拳に力をこめた。
頑強に作られた鉄製の扉には、「CLOSE」と言う看板が掛けられていた。
(´・ω・`) 「唸れッ!俺の拳ッ! 邪悪な波動を放てッ!」
言葉と共に、恐ろしい強さの一撃が放たれる。
拳と共に扉が弾け飛び、その中にいた人影が顕わになった。
692 名前:('A`)はゲームをするようです。[] 投稿日:2007/01/28(日) 17:41:39.67 ID:yAUu6FaY0
(;^ω^) 「きっ……来たお!!」
中にいたのは一人の男達だった。
ラフなシャツを纏った彼は、招かざる敵に敵意を示していた。
(;^ω^) 「ふん。お前達に「ひとつなぎの財宝」は渡さないお!!」
そう言って握り締めているのは、小さな箱だった。
黒い鉄製の箱を後生大事に握る男を見て、ドクオは嘲笑った。
('A`) 「俺達に手を出した事を……後悔しな」
言葉と同時に、ドクオの周りの男達が襲い掛かった。
腹に拳を打ち込み、顔を蹴り上げ、玉を蹴り飛ばす。
693 名前:('A`)はゲームをするようです。[] 投稿日:2007/01/28(日) 17:42:02.37 ID:yAUu6FaY0
(メ ω ) 「げほぉ………」
全身痣だらけになって倒れる男。
それを傍目に黒い箱を拾い上げたドクオは、ニヤリと笑って言った。
('A`) 「「ひとつなぎの財宝ねぇ」………」
黒い箱には鍵穴がついていた。
懐から取り出した鍵を差し込んだドクオは、その中にあった機械を男に見せ付ける。
('A`) 「馬鹿。発信機だ」
こうしてマフィア達は男に止めをさした。
694 名前:('A`)はゲームをするようです。[] 投稿日:2007/01/28(日) 17:42:44.86 ID:yAUu6FaY0
そう。これはマフィアのゲーム。
誰かに黒い箱……発信機を盗ませて、それを始末する。
いわば鬼ごっこのような、子供じみたゲームなのだ。
そして今日も。世界のどこかで一人が死ぬのだろう。 END
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