( ^ω^)ブーンヌクモリティ



946 名前:( ^ω^)ブーンヌクモリティ[] 投稿日:2007/01/23(火) 17:58:54.81 ID:ed6MguvyO

 僕達がここに来てから、どれくらいの時間が経っただろう。
 殺伐とした時代の中、やっとの思いで手にした光。
 それがここ炭鉱「2ch」。

( 'A`)「ブーン……ここはもう耐たない。次に行くぞ」

 ドクオがあっさりと言い放つ。
 僕はなかなかここを発つ決心が着かないでいた。それはそうだ。ここには沢山の思い出がある。

( ^ω^)「ドクオは辛くないのかお……?」

 判りきった質問だ。自分と同じ様に生活したドクオが辛くない筈がない。

( 'A`)「そりゃあ辛いけどさ。俺達ならどこ行っても大丈夫」

 どうしてこんなにあっさりと諦められるのだろう。


947 名前:( ^ω^)ブーンヌクモリティ[] 投稿日:2007/01/23(火) 17:59:40.20 ID:ed6MguvyO

 僕はない頭で沢山の事を考える。
 どうにかならないのか……ならない。
 嘘ではないのか……判らない。
 結局の所、僕には何も出来ない。
 思考はいつしか走馬灯に変わった。
 巡る記憶、廻る季節。
 いつだって僕らはここにいた。
 炭鉱「2ch」。色採りどりのクオリティ。
 それらには宝石等とは比べものにならない価値があった。
 それとも今日でお別れ。
 夕日に照らされた「2ch」。
 暗くて奥は見えないが、ハッキリと想像出来る。

( 'A`)「なぁ、ブーン……俺、お前に隠し事がある」

 このタイミングで何だろう?
 頭の中を探るも心当たりは見付からない。

(*'A`)「俺、“メドゥーサ・シンドローム”何だ……」


948 名前:( ^ω^)ブーンヌクモリティ[] 投稿日:2007/01/23(火) 18:00:05.28 ID:ed6MguvyO

 おーっと……。
 この男は真面目で何を良い出すんだー?

(;^ω^)「ドクオさん……もう一回お願いしますお」

(*'A`)「……“メドゥーサ・シンドローム”……あ、“メドゥーサ”は“女童さ”と掛けてんのね」

 おーっとっとー……。

(;^ω^)「ろ、ロリコンは犯罪ですおっ!!」

(*'A`)「バーロー。“幼女愛護家”と呼べ」

( ^ω^)「通報しますた」

 くだらない馴れ合い。


949 名前:( ^ω^)ブーンヌクモリティ[] 投稿日:2007/01/23(火) 18:00:31.30 ID:ed6MguvyO

(*^ω^)「きめぇお!! シャバの締め括りに“空き缶inロリコンのアナル”うpするお!!」

(;'A`)「志村ー、逆!! 逆!!」

 毎日同じ様で、実は同じじゃない「何か」を積み重ねて僕らは歳を取る。

(*'A`)「うはっ、次はどこ行くよ?」

(*^ω^)「遠くならどこでも良いお!!」

―――僕らの旅は終わらない。

 そんな厨臭い事を浮かべながら、僕はここで手にした光を手放した。

―fin―



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