( ^ω^)は中二病のようです


11 名前:( ^ω^)は中二病のようです[] 投稿日:2007/01/21(日) 11:32:53.97 ID:FI56qlRjO
「終わり」というものは必ずやって来る。
多くの人がそれを止めようとしても、幾ら涙をながそうとも、「終わり」はすぐ目の前に迫ってくる。
限りないものなど、この世には存在しないんだ。
誰にも言われなくても
解っていたはずなのに。
最後まで。
泣いて、喚いて
引き留めようとする。

私は、



何をしているんだろう。

12 名前:( ^ω^)は中二病のようです[] 投稿日:2007/01/21(日) 11:34:39.78 ID:FI56qlRjO
(; ^ω^)「くっ…焔龍よ、鎮まれっ…」
(またアイツが暴れ出したお…龍脚の宿主は骨が折れるお、こんな所でオーラを放出したら黒龍会に気付かれるかもしれないお。かくなる上は…
おっ、誰かに思考盗聴されてる気がするお。
自己紹介が遅れたお、僕の名は内藤ホライズン。中学二年生だお。わけあって"龍脚"(龍の力を封じ込めてある脚)の宿主になってるお。)
先生「内藤ー何ぶつぶついってんだー?」
( ゚ω゚)「焔rアッー!何でもありませんお」

13 名前:( ^ω^)は中二病のようです[] 投稿日:2007/01/21(日) 11:37:26.24 ID:FI56qlRjO
───昼休み


( ;^ω^)「ふー。セフセフ。先生に龍脚のこと気付かれるとこだったお」
(先生にあの事が知られたら、先生の身が危なかったお。黒龍会は情報のためなら何でもするやつらだから気をつけなきゃいけないお。)
( ^ω^)「さって、昼飯食いにトイレに─」
───甲。
( ^ω^)「お?」

16 名前:( ^ω^)は中二病のようです[] 投稿日:2007/01/21(日) 11:46:50.33 ID:FI56qlRjO
そこには濡れたような、黒髪の少女が立っていた。
その髪に縁取られた白い輪郭はまだあどけなさを残しているものの、髪と同じ漆黒の目はまるで達観した大人のようだった。
妙に大人びたその少女は、何か細長い物を手で弄んでいる。

木の枝?
─否。
木刀だ。
( ^ω^)「はっ!思わず変なナレーションのようなものが入ってしまったお!それはそうと君…誰だお?」
川゚-゚)「…君の好きなように、考えてくれていい」
( ^ω^)「…まさか、黒龍会の!?」
───斬。
風が、鼻の前を掠めた。当たっていたら恐らくひどいことになっていただろう。
しかし、彼女の木刀の使い方には少し癖があった。おそらく、
( ^ω^)「使い慣れて、ない…?」

17 名前:( ^ω^)は中二病のようです[] 投稿日:2007/01/21(日) 11:48:17.48 ID:FI56qlRjO
川゚-゚)「!?」
(; ^ω^)「アッー!またモノローグ的なものがはいっちゃったお!」
( ^ω^)「まぁ、それは良いとして…それ、使い慣れてないのかお?」
川゚-゚)「…何故解った」
(; ^ω^)「手でキツネつくって竹刀持つ人なんて初心者ですらあまりやらないお?」
川゚-゚)「…そうか、この持ち方で教わったんだが」
(; ^ω^)「mjskwwwそれより闘うんだったらそれ無しで正々堂々闘うお!君もその方が楽なんじゃないかお?」
川゚-゚)「…そうだな。」
( ^ω^)「じゃあこっちから行かせてもらうお!」(一度は言ってみたかったんだおwwwこのセリフww)
( ^ω^)「うぉおぉおーーー焔魔龍殺脚!!」

18 名前:閉鎖まであと 2日と 9時間[] 投稿日:2007/01/21(日) 11:49:15.60 ID:FI56qlRjO
訂正
川゚-゚)「!?」
(; ^ω^)「アッー!またナレーション的なものがはいっちゃったお!」
( ^ω^)「まぁ、それは良いとして…それ、使い慣れてないのかお?」
川゚-゚)「…何故解った」
(; ^ω^)「手でキツネつくって竹刀持つ人なんて初心者ですらあまりやらないお?」
川゚-゚)「…そうか、この持ち方で教わったんだが」
(; ^ω^)「mjskwwwそれより闘うんだったらそれ無しで正々堂々闘うお!君もその方が楽なんじゃないかお?」
川゚-゚)「…そうだな。君の意見に従うよ」
( ^ω^)「じゃあこっちから行かせてもらうお!」(一度は言ってみたかったんだおwwwこのセリフww)
( ^ω^)「うぉおぉおーーー焔魔龍殺脚!!」

24 名前:( ^ω^)は中二病のようです[] 投稿日:2007/01/21(日) 12:19:41.37 ID:FI56qlRjO
バキッグシャッ
( ゚ω゚)「アッーーーーー!!!」
ドサッ
川゚-゚)「…いう程でもなかったな」
川゚-゚)「成功しましたよ、部長。現役中二病の生け捕りが」
( )「ご苦労様。」
その声の主は柱の影から姿を現した。
日光に熔けてしまいそうな金色の髪と硝子細工のような目。
コンピューター部部長、尖照麗子だ。

ξ゚听)ξ「これで私の計画がやっと、進み始めるわ…あれ、今説明的なものが聞こえなかった?」
川゚-゚)「気のせいですよ」

26 名前:( ^ω^)は中二病のようです[] 投稿日:2007/01/21(日) 12:27:34.49 ID:FI56qlRjO
内藤ホライズン。
校内で噂は聞いていたけど、清々しいくらいのテンプレ中二病だわ。
こいつがいれば…いいものが作れるかもしれない。



───部室
川゚-゚)「それにしても起きないな…死んでるんじゃないですか?」
ξ゚听)ξ「縁起でもないこと言わないでよ!」
( -ω-)「…品川さんかっこいいお…むにゃ」
ξ゚听)ξ「こいつ品川じゃね?」
川゚-゚)「しょうがないんで叩き起こしましょう」
( ゚ω゚)「ハア゙ォッ!!!」
ξ゚听)ξ「あ、起きた」
川゚-゚)「…ちっ」
(; ^ω^)「ここはどこだお?黒龍会のVIPルーム?」
ξ゚听)ξ「そんな大層なもんじゃないわよ。ここはコンピューター室。あなたには、過去を話してもらうために来てもらったの」

27 名前:閉鎖まであと 2日と 8時間[] 投稿日:2007/01/21(日) 12:28:25.79 ID:FI56qlRjO
取り敢えず出掛けるんで一旦此処で区切ります。



  ←戻る ↑home