( ゚∀゚)世紀末救乳主伝説ジョルジュ
3 :閉鎖まであと 2日と 3時間 :2007/01/21(日) 17:02:14.32 ID:nnIVPkiH0
1999X年、世界は核の炎に包まれた!!
海は枯れ、地は裂け……あらゆる生命体が絶滅したかに見えた……
だが……
人類は死滅していなかった!!
4 :閉鎖まであと 2日と 3時間 :2007/01/21(日) 17:03:53.87 ID:nnIVPkiH0
荒廃化が進んだ土地。崩れ去ったビル郡。
地上は見るも無残な姿になり、そこかしこが鳥取砂丘のようである。
崖の上に立つ、筋肉質の男達。その目線はそれぞれに、しかし一様に崖の下を見据えている。
皆戦闘服に身を包んでいるが、どこかの既製品というわけではなく、様々なものを寄せ集めたという感じだ。
髪型は、全員モヒカンで統一されていた。
「……ktkr」
リーダーらしきモヒカンの男が、崖の下に一台のバギーを見つける。
そして、合図とばかりに高らかに右手を挙げた。
「ホホホー!!」
「ビアンカー!!」
「フローラー!!」
合図の後、唸りを上げるバイクの群れ。
そして、バイクに乗った男達は手に持った改造ボウガンを一斉に崖下のバギーに向けて発射した。
「ぐえっ!」
「ぎゃぼーっ!」
改造された槍のような巨大な矢がバギーに襲い掛かる。
乗っていた人々は全てがその矢の雨の犠牲者となり、バギーは大きく転倒。
もしもテレビで映ったならば、すぐさま「しばらくお待ちください」と表示されるような惨劇がそこに広がった。
転倒したバギーに、群がるようにバイクの姿が迫る。
それはさながら、ハイエナの集団のようだった。
6 :閉鎖まであと 2日と 3時間 :2007/01/21(日) 17:06:17.60 ID:nnIVPkiH0
「ヒャッハッハッ、水だーー!!」
バギーの積荷の中から見つけた水を、モヒカンの一人が贅沢に頭からかぶる。
その男は流石に調子に乗っていたので、リーダーからゲンコツをくらっていた。
「食料もタップリもってやがったぜ!!」
死体を乱暴に扱いながら、発見した食料を手にモヒカン達は下品に笑う。
その中の一人は笑い方がキモかったので、リーダーから肩パンをくらっていた。
「ん?」
モヒカンの一人が死体の下から一つのトランクを見つける。
衝撃で鍵は壊れており、中から紙幣が見えていた。
「こ〜んなもんまでもっていやがった……」
モヒカンは死体をぞんざいに蹴ってどかすと、紙幣の束の一つを手に取る。
多少汚れてはいるものの、全て本物。
そのどれもに志村けんの「イインダヨ!」の顔が印刷されている。
「今じゃケツをふく紙にもなりゃしねってのによぉ!!」
モヒカンはトランクごと持ち上げると、紙幣を全て土の上にぶちまける。
ほどけた紙幣はひらひらと舞い、力なく地面の上に落ちていく。
うっとうしかったので、そのモヒカンはリーダーに鼻フックをくらっていた。
――世は再び、暴力が支配する時代になっていた――
8 :閉鎖まであと 2日と 3時間 :2007/01/21(日) 17:08:47.64 ID:nnIVPkiH0
第一話 「その名はジョルジュ」
9 :閉鎖まであと 2日と 3時間 :2007/01/21(日) 17:09:16.72 ID:nnIVPkiH0
<;丶・∀・>「アイゴー!」
頬のこけた韓国人らしき男が、バイクに乗って疾走していた。
その表情は青ざめており、グリップを握る手にもじんわりと汗がにじんでいる。
やがて、男のバイクがスピードを緩めると、そこには全てが頬のこけた韓国人の集団があった。
<丶`∀´>「なんニダ?」
集団の中でも一際大柄な、頭らしき男がバイクに向かって話しかける。
その手にはおやつ的な感覚でキムチの瓶が握られていた。
<;丶・∀・>「て、偵察隊の奴らがーっ!! な、何者かに!!」
<丶`∀´>「なニィ!?」
韓国人の集団は皆それぞれの車に乗り、バイクで来た男の指示した場所へと向かう。
すると、そこには見るも無残な光景が広がっていた。
<丶 ∀ >「だ、誰ニダ……誰がこんなことを!!」
そこにあったのは、数人の韓国人の死体であった。
その証拠に、全員の頬がこけていた。
<丶`∀´>「ぬううう……H(ハングル)のメンバーと知ってのことニダか〜っ!!」
怒号を上げるリーダーの男。
その傍で、死体に駆け寄る男の姿があった。先ほど知らせに来たバイクの男である。
<;丶・∀・>「ニダー、それにしても死体が変ニダ。どう見ても外部からじゃありません。本当にカムサハムニダ」
10 :閉鎖まであと 2日と 3時間 :2007/01/21(日) 17:12:29.67 ID:nnIVPkiH0
その男の言うとおり、死体はどれも普通の死に方には見えなかった。
全て、体の内部から破裂したような姿なのである。
さらに言えば、胸部あたりから破裂しているのがほとんどだった。
<丶`∀´>「どうせチョパーリの仕業に決まってるニダ! 謝罪と賠償を……」
<;丶・∀・>「ニダー! まだ息があるニダ!」
その声に、ニダーと呼ばれたリーダーの韓国人がすぐさま反応する。
ニダーはまだ息のあった韓国人の肩を揺すり、大声で呼びかけた。
<丶`∀´>「なんニダ! 何があったんニダ!!」
<丶´Д`>「お、おっぱ……」
<丶`∀´>「おっぱ?」
その瞬間、息のあった韓国人の胸が突然風船のようにふくらみはじめる。
そして、やはり風船が破裂するような「ボン」というような音と共に、キムチ臭い内臓がその場に飛び散った。
<;丶・∀・>「な、なんニダ今のは!? ま、まさか小型の時限爆弾のようなものを……」
<丶`∀´>「いや、ウリナラの技術力じゃなけりゃそんなものは作れないニダ」
ニダーは他の死体と同じような姿になった男をその場に放る。
その脳裏には、死ぬ直前に聞いた言葉が繰り返されていた。
<丶`∀´>(一体何が…そして“おっぱ”とは……)
11 :閉鎖まであと 2日と 3時間 :2007/01/21(日) 17:15:24.98 ID:nnIVPkiH0
_
( ∀ )「み、水……」
世界が滅んだ後も、太陽はじりじりと地上を照りつける。
その男は熱砂を避けるために布きれのようなポンチョを羽織り、ふらふらと足元がおぼつかない。
視線の先にはぼんやりと都市郡が見えていたが、そこまで辿り着けるかも不安なほどであった。
_
( ∀ )「う、うう……」
やがて、数歩進んだところで男の膝が崩れ落ちる。
男は立ち上がろうと足に力を込めるが、再び歩くことは叶わなかった。
_
( ∀ )「う、あ……」
ξ )ξ「!」
その、砂漠の上を走る音は、果たして気絶する男の耳には届かなかった。
12 :閉鎖まであと 2日と 3時間 :2007/01/21(日) 17:16:36.81 ID:m9JGEo0PO
200X年、世界は乳の炎に包まれたっ!!
13 :閉鎖まであと 2日と 3時間 :2007/01/21(日) 17:18:26.39 ID:nnIVPkiH0
_
(;゚∀゚)「は!」
ξ;゚Δ゚)ξ「っ!」
男が目を覚ますと、その体はベッドの上に寝かされていた。
あちこち傷の手当てがされ、喉の渇きも止まっている。
_
( ゚∀゚)「君が…助けてくれたのか?」
ξ ゚−゚)ξ「う、うん」
男は傍らにいた少女の姿に気付き、優しく声をかける。
少女の手には、スープの入った皿と、パンが握られていた。
_
( ゚∀゚)「それ、くれるのかい?」
ξ ゚听)ξ「わ、私はお腹がいっぱいだから…」
少女が恥ずかしそうに差し出したパンとスープを、男は包み込むように受け取る。
その時、少女の頬はさらに赤くなっていた。
(*゚ー゚)「良かった、目が覚めたんですね」
_
( ゚∀゚)「あなたは…?」
男の視線の先で、一人の美しい女性が姿を現す。
(*゚ー゚)「私はこの街に住む者の一人…その子の保護者でもあります」
_
( ゚∀゚)「……」
15 :閉鎖まであと 2日と 3時間 :2007/01/21(日) 17:21:49.99 ID:nnIVPkiH0
(*゚ー゚)「いきなりで申し訳ありませんが、それを食べたらここを出て行ってもらえますか」
ξ;゚Δ゚)ξ「!?」
_
( ゚∀゚)「……」
女性は冷ややかにそう言い放つ。
(*゚ー゚)「生憎、ここには人一人を増やせるほどの余裕はありません。そのパンとスープだって、元々はその子のものです」
_
( ゚∀゚)「! そうか…すまない」
ξ////)ξ「……」
先ほどの嘘がばれたことが恥ずかしいのか、少女は無言のまま縮こまる。
そして、男は持っているパンを半分だけかじり、スープを三口ほど啜った。
_
( ゚∀゚)「さ、残りは君に返そう。ありがとう、とても美味しかった」
ξ ゚听)ξ「え、でも……」
少女は背後の女性と、男の間で視線を何度も動かす。
女性が優しく微笑むと、少女はおずおずと男の手からパンとスープを受け取った。
(*゚ー゚)「……どうやら、悪い人ではなさそうですね」
_
( ゚∀゚)「ところで、聞かせてくれないか。どうしてアンタは胸に……」
その時、けたたましい排気音がその場の言葉を遮った。
16 :閉鎖まであと 2日と 3時間 :2007/01/21(日) 17:24:29.33 ID:nnIVPkiH0
_
( ゚∀゚)「む…?」
ξ(゚ヮ゚*ξ「みんなが帰ってきた!」
少女と女性は、慌てた様子で外へと出て行く。
男は自分の体が元通りに動くことを確認すると、その後についていった。
(メ,,゚Д゚)「しぃ! ツン! 待たせたなゴルァ!」
/ ,' 3「ほっほっほ、ギコが無人の倉庫を見つけてのう…」
(メ,,^Д^)「食料も水もどっさりだぞ! ギコハハハ!!」
バイクや車に乗った男達が、たくさんの食料や水を掲げて歓声を上げる。
しかし、その歓声はほどなくして止んだ。
(メ,,゚Д゚)「だ、誰だゴルァ!?」
_
( ゚∀゚)「……」
見慣れぬ男の姿を見て、街の男達は一斉に身構える。
そこに、少女がかばうように立ちふさがった。
ξ;゚听)ξ「待って! 違う! この人は悪い人じゃない!」
_
( ゚∀゚)「…抵抗する気はない」
男はその意思を示す意味で両手を挙げて見せる。
しかし、すぐさまその周りを男達によって囲まれた。
/ ,' 3「頬はこけていないが……調べろ。もしかすると体のどこかにキムチを隠しているかもしれん」
ξ;゚听)ξ「長老!?」
18 :閉鎖まであと 2日と 3時間 :2007/01/21(日) 17:27:49.00 ID:nnIVPkiH0
周りを囲んだ男達の中から、数人が男の体を取り押さえる。
そして、着ているジャケットを乱暴に脱がせた。
/ 。゜3「!?」
男の下着を見た途端、長老の様相が一変する。
瞳を大きく開き、額には汗を浮かべ、顔には蒼がかげり、全身がぶるぶると震え、股からは温かい液体が流れていた。
(メ,,゚Д゚)「ちょ、長老どうしたんですか!?」
/ 。゜3「お、おっぱいTシャツ……死をつかさどる下着」
男が下に着ていたTシャツには、まるで本物であるかのようにおっぱいが描かれていた。
/ 。゜3(おっぱい現れるところ乱あり! 不吉な…)
その時、突如その場に地響きのような振動が伝わる。
そして聞こえてきたのは、悲痛なまでの叫び声だった。
「た、大変だぁーっ!! ハ、ハングルだ、ハングルの奴らが!!」
19 :閉鎖まであと 2日と 3時間 :2007/01/21(日) 17:31:25.30 ID:nnIVPkiH0
<丶・∀・>「ウェー、ハッハッハ!!」
(-@∀@)「ホルホルホルホル!!」
<丶`∀´>「奪え! チョパーリから全てを奪うニダ!!」
大地を揺らす駆動音。ニダー率いるHの大部隊が、街に所狭しと押し寄せる。
街の入り口に張られていた鉄条網をなぎ倒し、Hは手当たり次第に街を蹂躙していく。
人々も武器を手に必死に反撃を試みるが、その勢力の差は明らかだった。
/ 。゜3「な、なんということだ…!」
ξ;゚听)ξ「あ、あたし達ここで死んじゃうの…?」
(;*゚ー゚)「ツン! 早く避難するのよ!」
逃げ惑う人々。頭上は矢の雨で敷き詰められ、地上は卑劣な韓国人で占められている。
まさに、この世の地獄ともいえる光景。
しかし、その中にたった一人、悪鬼どもの群れに飛び込んでいく姿があった。
_
( ゚∀゚)「……」
ξ;゚听)ξ「な、何してるの? 早く逃げようよ!」
_
( ゚∀゚)「…ツン、と言ったな?」
ξ;゚听)ξ「え、う、うん…」
_
( ゚∀゚)「助けてくれた礼……今返そう」
20 :閉鎖まであと 2日と 3時間 :2007/01/21(日) 17:34:51.38 ID:nnIVPkiH0
Hの面々が、近づいてくる男の姿を見つける。そして、すぐさまその目前に立ちはだかった。
(-@∀@)「なんだぁてめぇは!」
<,,‘∀‘>「あぁーっ!?」
_
( ゚∀゚)「……どけ」
拳をバキボキと鳴らしながら、男は静かに言い放つ。
当然ながら、言われたHの面々はこめかみに青筋を走らせた。
(-@∀@)「上等じゃないかぁーっ!!」
<,,‘∀‘>「ブチ殺してやる〜〜っ!!」
Hの面々が手に持った武器を振り上げた瞬間、男の右脚がふわりと浮き上がる。
そして、まるで武器を持つ男達の体を撫でるように、時計回りに空中に円が描かれた。
_
( ゚∀゚)「……」
まるで何事もなかったかのように、男はHの連中の脇を通り過ぎる。
そのあまりの自然体に、一瞬その場の空気が止まっていた。
(-@∀@)「…ん?」
<,,‘∀‘>「…あ、ヤロウふざけやがって〜っ!!」
Hの面々が事態に気付き、すぐさま背後へと振り返る。
(;-@∀@)「はっ、はんぴれ!?」
<;,,‘∀,>「あぬしゅ!!」
しかし、次の瞬間、男達の胸部から赤黒い内臓が飛び出した。
21 :閉鎖まであと 2日と 3時間 :2007/01/21(日) 17:38:10.68 ID:nnIVPkiH0
/ 。゜3「ほ、北斗乳拳!!」
――その昔、中国から伝わる恐ろしい暗殺拳があった。その名を北斗乳拳。
元々はマッサージの秘術であったが、それを武術にまで昇華。
一拳に全エネルギーを集中し、肉体の経絡秘孔(ツボ)に衝撃を与え、表面の破壊よりむしろ内部の破壊を得意とした一撃必殺の拳法である。
_
( ゚∀゚)「北斗乳拳、同心円撫脚」
同心円撫脚とは、両手が使えない時に編み出された、脚でもって相手の秘孔を突く技である。
元々は円を描くようなマッサージで乳房に圧力を与え、健やかなバストアップを図る技として作られた。
だが、それは豊かな胸を持つ女性に限っての効果であり、一度男性に使われればその圧力は極端に胸部に集中する。
そして逃げ場を失った圧力は、そのまま外へと炸裂するのである。
<;丶・∀・>「こ、このヤロウ!」
<;丶´Д`>「ウェノム、シッパル!!」
仲間の倒れる姿を見届け、また新たにHの面々が男に襲い掛かる。
しかし、男は額に汗一つ流そうとしなかった。
男は振り下ろされる刃先を軽々と避けると、すう、と小さく息をする。
そしてその呼吸が止まった瞬間、Hの面々の体に再び男の指先が突き刺さった。
_
( ゚∀゚)「北斗軟乳懐拳」
<;丶・∀・>「のっぴょぴょーん!!」
<;丶´Д、>「ぱんぴれぽにょーん!!」
一拍おき、秘孔を突かれた男達の体がぐにゃりと地面に落ちる。
まるで、体中の骨という骨を抜き出されたような光景だ。
北斗軟乳懐拳とは、そもそも体中の凝った部分をマッサージすることによってほぐし、おっぱいにリラックスな状態を与える技である。
しかし、それを筋肉質な男性の体に使えば、その筋肉はゼリーのようにほぐされ、今の男達のような状態に陥るのだ。
22 :閉鎖まであと 2日と 3時間 :2007/01/21(日) 17:41:33.58 ID:nnIVPkiH0
<丶`∀´>「く、くそっ!」
ξ;゚听)ξ「あっ! 危ない!」
_
( ゚∀゚)「むっ!」
男はツンの呼びかけに気付くと、自らへ向けて発射されたボウガンの矢を叩き落した。
<丶`∀´>「よ、余計なことしやがってニダ!」
ξ;゚听)ξ「あっ!」
_
(;゚∀゚)「! まずい!」
ニダーの手元より、再びボウガンが発射される。
しかし、それは男に向けてでなく、離れた場所のツンへであった。
男は必死に防ごうとするも、いかんせん距離が離れ過ぎている。
ほどなくして、放たれた矢はその柔肌へと突き刺さった。
_
(;゚∀゚)「くっ!」
ξ;゚听)ξ「あ…あ…」
(;*゚ー゚)「だ、大丈夫…? ツン……」
ツンを庇ったしぃの体が、その場にどさりと倒れ込んだ。
ξ ;凵G)ξ「いやぁっ!! しぃさん! しぃさん!」
_
(;゚∀゚)「くそっ!」
駆け寄った男はすぐさましぃを抱きかかえ、背中に刺さった矢を引き抜く。
しかし、矢は既に助からないほどの傷をしぃの体に与えていた。
23 :閉鎖まであと 2日と 3時間 :2007/01/21(日) 17:44:51.72 ID:nnIVPkiH0
(;*゚ー゚)「ツ、ツン…無事だったのね、良かった…」
ξ ;凵G)ξ「しぃさん! そんな…こんなのいやぁっ!」
しぃは口から血を吐き出しつつも、泣き喚くツンに向けて微笑む。
だが、その呼吸は荒く、そして段々と弱まっていった。
_
(;゚∀゚)「それ以上喋るな。傷にさわる!」
(;*゚ー゚)「はぁ…はぁ…最初に会った時、出ていけ、なんて言って……ごめんなさい」
_
(;゚∀゚)「そんなことはどうでもいい! それ以上喋るな!」
(;* ー )「お願い…ツンを…みんなを……守って……」
――それ以上、しぃの口が開くことはなかった。
24 :閉鎖まであと 2日と 3時間 :2007/01/21(日) 17:47:50.72 ID:nnIVPkiH0
ξ ;凵G)ξ「いやああああああああっ!!」
_
(;゚∀゚)「…くっ! む?」
男は事切れたしぃの背中に、しゅるりと布きれのような感触を見つける。
確認すると、それは胸を小さく見せるためのサラシであった。
男がすぐさまそれをほどくと、圧迫されていた豊かな至宝が開放されていく。
_
(;゚∀゚)「やはりサラシを……」
男はその血に塗れたサラシを握り締め、自らの手首に巻く。
そして、しぃの体をツンに預けると、その場にすっくと立ち上がった。
<丶`∀´>「ちっ! 小娘を狙ったはずが邪魔が入ったニダ! まあいい、チョパーリなんて皆同じニダ!」
_
( ∀ )「……黙れ」
男の体に気迫のようなものが凝縮されていく。
その全身は怒りに震え、筋肉がみるみる盛り上がっていった。
_
( ∀ )「よく聞け…おっぱいとは、その人物の心をも表す」
<丶`∀´>「ウェー、ハッハッハ! 気でも狂ったニカ?」
_
( ∀ )「俺はおっぱいを見ればその人がどのような人物かわかる。
今、お前が殺した女性は、優しさと強さに満ち溢れる、素晴らしいおっぱいの持ち主だった」
<丶`∀´>「何を言ってるニダ! チョパーリなんて皆同じだと言ったニダ!」
――そして、大気が震えた。
_
(#゚∀゚)「お前は……この世で最も大切な!! おっぱいの尊厳を踏みにじった!!!!」
25 :閉鎖まであと 2日と 3時間 :2007/01/21(日) 17:51:20.67 ID:nnIVPkiH0
_
( ゚∀゚)「おおおおお…!」
男が気を吐いた瞬間、ジャケットが破れ、中からおっぱいTシャツが姿を現す。
その形相は、韓国人達を喰らう憤怒に満ちた鬼のそれであった。
<丶`∀´>「お前も死ぬニダァッ!」
_
( ゚∀゚)「おぱぁっ!!」
一瞬の内に男はニダーとの距離を詰め、初撃の突きをくらわせる。
しかし、その後も突きは止まらない。
目にも止まらぬ速さで突き出される無数の突きが、ニダーの全身の至るところに命中していく。
まさに電光石火。その速さと勢いに、大きなニダーの体がふわりと浮き上がった。
_
( ゚∀゚)「おぱぱぱぱぱぱぱっ……おっぱぁい!!」
最後の突きが終わった時、やっとのことでニダーの体が地面に戻る。
_
( ゚∀゚)「北斗百乳拳」
<丶`Д´>「……あ?」
ニダーも秘孔を突かれた面々と同じく、一瞬ぽかんと呆けたような表情になる。
しかし、その体に自由が戻ると、その顔に余裕を蓄えて男に向き直った。
<丶`∀´>「ホルホル! チョパーリの拳など蚊ほども効かぬニダ!」
_
( ゚∀゚)「……お前はもう、おっぱいおっぱい」
[丶`Д、>「は? あ、あれ…?」
26 :閉鎖まであと 2日と 3時間 :2007/01/21(日) 17:54:24.79 ID:nnIVPkiH0
ぐらり、とニダーの視界が歪んだ次の瞬間、その全身を外側へと撃ち出される衝撃波が襲った。
[丶`Д、>「ファッ、ファビョーン!?」
北斗百乳拳。北斗乳拳の奥義であり、そもそもは全身へのマッサージでおっぱいに最高のリラクゼーションを与える技である。
しかし、その効果が全身に行き渡ることを考えれば、その暗殺拳としての威力も随一。
体中の至るところより衝撃波が外へと飛び出し、その波の形がおっぱいにそっくりだということからその名が付けられた。
暗殺拳である北斗乳拳の技の中でも、そも威力故に最も非情な技と恐れられている。
_
( ゚∀゚)「おっぱいを愛さない奴に、今日を生きる資格はない」
ニダーの体が血を撒き散らしながら文字通り爆発する。
リーダーの絶命と共に、韓国人暴徒集団Hは壊滅した。
27 :劇終 :2007/01/21(日) 17:58:48.08 ID:nnIVPkiH0
ξ ゚−゚)ξ「……どうしても行くの?」
_
( ゚∀゚)「ああ」
Hの襲撃の後、破壊された街並の修復、そしてしぃの葬儀が行われた。
誰よりも優しく、そして全ての人々から愛された彼女のおっぱいは、ツン達によって手厚く葬られた。
ξ ゚听)ξ「ねえ、教えて? あなたの名前……」
_
( ゚∀゚)「俺は…俺の名はジョルジュ。北斗乳拳の伝承者、ジョルジュだ」
Hを一人で壊滅させた男――ジョルジュの表情も、ツンにはとても朗らかだった。
_
( ゚∀゚)「さらばだ、ツン」
ξ ゚听)ξ「あっ…」
それ以上は何も言わず、ジョルジュは街を後にする。その後姿を、ツンは黙って見つめていた。
ξ ゚听)ξ「ジョルジュ…」
/ ,' 3「ツンよ、おっぱい現れるところ乱ありと言ってな…しかし、北斗乳拳は強さと共におっぱいへの愛情が必要不可欠と聞く。
ジョルジュはその優しさ故、我々のためにこの街を離れたのじゃ…わかるな、ツン」
ξ ;−゚)ξ「……」
優しさと強さ、そしておっぱいへの限りない愛情を持った男、ジョルジュ。
彼の生きる場所、それはおっぱいのある場所。おっぱいがある限り、彼は進み続ける。
そして、おっぱいを愛する限り、彼の闘いに終わりはないのだ。
この世をおっぱいの楽園に戻すため――闘え、ジョルジュよ!!
28 :閉鎖まであと 2日と 2時間 :2007/01/21(日) 18:00:00.71 ID:nnIVPkiH0
( ゚∀゚)世紀末救乳主伝説ジョルジュ主題歌
「πをとりもどせ!」
歌 クリスタルキングwithキグルミ
YOU は SHOCK
πが胸が 落ちてくる
YOU は SHOCK
俺に胸が 落ちてくる(といいな)
熱い乳房 クサリでつないだら
マニアックだよ
邪魔するやつは 指先ひとつで ダウンさ
YOU は SHOCK
πで鼓動 速くなる
YOU は SHOCK
俺の鼓動 速くなる
お前も通る 初めてのブラ今 熱く燃えてる
すべて包み キレイな形作る はずさ
俺とのπを守るため お前は旅立ち
明日を 見失った
やらかさ忘れたπなど 見たくはないさ
πをとり戻せ
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