6 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/03/06(火) 20:48:23.57 ID:2lKIy3B40
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|| | 魔女オワタ
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し ̄ ̄\ / ̄ ̄ヽJ
) /
へソヽ
/ヽ ハノ
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|∪ノ
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| ̄ | ̄ ̄ ̄|
/ / †ΨΨ†..\
\(^o^)/「HEY YOU! YOUは魔女って知っているかい?」
\(^o^)/「なんでも特別な力を持つ、恐ろしい奴みたいなんだYO!」
\(^o^)/「……でも、その裏には暗い歴史がある……らしいNE」
\(^o^)/「これは、そんな一人の魔女のStory! ready GO!」
7 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/03/06(火) 20:49:24.62 ID:2lKIy3B40
みんなは、魔女という存在をどのように考えるのか。
恐ろしく、力を持つ存在。
恐怖と憎しみを与える存在。
人間とはかけ離れた存在。
確かに、魔女というものは人間にはない力を持っている。
しかし、それはあくまでごく一部の事だ。
根本的には、魔女は人間と何も変わりはしない。
お腹が空いたらご飯も食べたくなるし、ご飯を食べたら眠たくなる。
腹が立つときは怒りたくもなるし、悲しいときは泣きたくもなる。
感情を出してはいけない種族だけど、感情がない訳ではないんだ。
……だから、魔女にも性欲ぐらいあってもおかしくはない。
〜( ^ω^)ブーンが魔女を狩るようです〜
8 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/03/06(火) 20:51:13.00 ID:2lKIy3B40
(´・ω・`) 「……」
この狭苦しい病室に閉じ込められて、年単位での時間が過ぎていった。
最初の1年は動くことさえ出来なかったが、最近は自分の力で立つことも出来るようになった。
手も、ほとんど自由に動かせるようになり、今では不憫なく生活を行っている。
ただひとつ、クーの監視下にあるということ以外は。
川 ゚ -゚)「そんなに深刻な顔をして、どうしましたか?」
(´・ω・`) 「うん、君が僕の顔ばかり見ているから気になるんだよ」
川 ゚ -゚)「私はショボンさんが深刻な顔をしているから、気になります」
このまま話を進めると、無限ループの渦に巻き込まれそうで怖い。
僕は彼女から視線を離し、窓の外に広がる景色を見た。
会社勤めになってから少しは女らしくなった彼女だが、
僕にとっては、人間としての知識が足りないような気がする。
僕だって男なんだから、一人でやりたいことぐらいある。
それを察してくれれば良いのに、彼女は僕を監視し、離そうとしない。
10 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/03/06(火) 20:52:58.73 ID:2lKIy3B40
(´・ω・`) (でも、僕もそろそろ限界なんだよね)
これ以上我慢すると、夢の中で快楽に浸るという最悪の事態を招くかもしれない。
それだけはなんとしても避けなければいけないと考え、僕は思考をめぐらせた。
(´・ω・`) (クーには悪いけど、これしかないよね)
(´・ω・`) 「クー。悪いけど、お茶をついでくれないかな」
川 ゚ -゚)「少々お待ちください」
手に持つ本を机の上に置き、彼女は席を立った。
近くにある湯飲みとポットを取り、それにお茶を注ぐ。
数秒後、湯飲みの中には適量のお茶が張られた。
(´・ω・`) 『すべりやすさの増加』『油断の増強』『熱量の増加』
言葉無き言葉。
僕は魔女の力を使い、彼女の油断を高めた。
川 ゚ -゚)「お待たせしまし……」
彼女の言葉が言い終わる前、彼女の手から湯飲みがすべり落ちる。
中に入っていたお茶が、ベッドに座る僕の下半身へと零れた。
11 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/03/06(火) 20:54:30.23 ID:2lKIy3B40
川;゚ -゚)「申し訳ありません」
彼女はすぐさまハンカチを取り出し、それを僕に向ける。
僕はわざと熱がる振りをして、そのハンカチを受け取らなかった。
(´・ω・`) 「気にしなくていい」
『性欲の増強』『興奮の増強』
川;゚ -゚)「いえ。失礼します」
彼女はハンカチを僕の下半身へと当てる。
既に興奮の状態にある僕の物が、彼女の手に触れた。
川;゚ -゚)「……」
(´・ω・`) 「君は読書を続けていい。後は僕に任せて」
『興奮の増強』『興味の増強』『積極性の増強』
川;゚ -゚)「……」
(´・ω・`) (やっぱり硬派だなぁ……中々効かない)
『性欲の増強』『興奮の増強』
川;゚ -゚)「……あの……」
彼女は僕の物に手を触れたまま動きを止める。
ようやく来たか、と僕は安心のような物を感じた。
13 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/03/06(火) 20:56:30.86 ID:2lKIy3B40
(´・ω・`) 「あ、ああ。女性に対してこんな行為は失礼だよね」
『積極性の増強』
僕は彼女と目を合わせながら、彼女の手に触れる。
それを動かそうと、力を入れた。
(´・ω・`) 「……」
力を入れるが彼女の手は一向に動こうとしない。
彼女の顔は少し赤らみ、僕から視線をはずした。
川///)「……」
(´・ω・`) 「……僕も男だから、これ以上されたら我慢できなくなるんだけどな」
『性欲の増強』
川///)「……ど……どうぞ……」
(´・ω・`) 「………」
『興奮の増強』『積極性の増強』
川///)「私で……良ければ」
僕は必死に顔を近づけて、彼女の唇を塞ぐ。
彼女の体を持ち上げて、そのままベッドへと倒れこんだ。
14 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/03/06(火) 20:58:56.20 ID:2lKIy3B40
彼女の洋服のボタンを一つ一つ外していく。
彼女は顔を背けたまま、何ひとつの抵抗も起こさない。
(´・ω・`) 「君は初めてじゃないよね」
川///)「……」
言葉での返事はないが、そのかわりに小さく顔を縦に動かした。
いくら硬派といえど、この年にもなれば1人や2人は経験しているのだろう。
彼女の胸を隠すブラのホックを外す。
次の瞬間には、彼女の可愛らしい乳房が顕わになった。
川///)「見ないで……ください……」
(´・ω・`) 「綺麗な体じゃないか。何をそんなに」
川///)「やっぱり止め………ふぁぁ!」
僕が彼女の桃色の乳房を吸い付くのと同時、
彼女の甘い吐息のような声を出した。
川///)「んん……ショボン……さん」
片手では空いた乳首を弄くる。
女性と行為を行うのは何年ぶりだろうか。
僕は抑えきれない興奮から、ズボンを下ろした。
16 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/03/06(火) 21:01:02.59 ID:2lKIy3B40
(´・ω・`) 「……心の準備はいいかい?」
『興奮の増強』
彼女の下の下着も下ろし、女性の性器へと手を近づけた。
ゆっくりと触れる。女性器から溢れる液体が、僕の指先に流れ落ちた。
(´・ω・`) 「僕も我慢できないんだ」
自分の物を持ち、それを彼女へと向ける。
彼女の顔は見る見る高揚し、ついには手で顔を隠した。
(´・ω・`) 「行くよ……」
彼女に物を近づけ、流れ出る液体の力を借り、僕は彼女と繋がった。
川///)「あぁ……んぁぁ……」
(´・ω・`) 「痛くはないみたいだね。それじゃ、動くよ」
17 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/03/06(火) 21:03:02.15 ID:2lKIy3B40
彼女の腰を掴み、僕は体を前後に動かした。
締め付けられる感触、そして大きな刺激。
川///)「んあぁ! ふぁっ……あっあっ……!」
彼女の方は相変わらず手で顔を隠したままでいる。
その綺麗な顔を僕は見たいのに。
川///)「ショボ……さ……やめ……んぁぁ!」
その隠された顔を見たい。彼女の全てを見たい。
欲望に埋もれるまま、僕はまた声に無い声を発した。
(´・ω・`) 『感度の増強』
それと同時に、腰を動かすスピードを上げる。
一気に締め付けられたかと思うと、彼女は大きく声を挙げた。
川///)「ふぁぁぁ! ああ! あっ……すごっ……んくぅぅ……!」
川///)「おか……壊れちゃ……ふぁっあぁっ……!!」
それでも手で顔を隠し続ける彼女。
僕自身、ラストスパートの意味を込めて、もう一度魔女の力を使った。
18 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/03/06(火) 21:07:46.35 ID:2lKIy3B40
(´・ω・`) 『感度の増強』『欲望の増強』『開放感の増強』
『身体能力の増強』
彼女に精神的な増強を行い、自分自身の身体能力も上げた。
僕は先ほどよりも早く、そして深く、彼女に自分を挿し込む。
川///)「あああ! 気持ち……っっ……んんぁぁ!!」
その瞬間、ついに彼女の手は顔から離れ、ベッドのシーツを強く掴んだ。
完全に高揚し、目を強く瞑る彼女。
それが余りにも可愛くて、つい口にしてしまう。
(´・ω・`) 「……愛している。クー」
川///)「私もっ……んんぁぁ……愛して……います……」
川///)「ふぁっ!やっ!何か……来るっ!あっやっ…!」
川///)「ふぁぁぁぁあぁぁぁっぁぁ……!!!」
19 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/03/06(火) 21:10:16.27 ID:2lKIy3B40
僕が彼女の膣内に射精するのと同時、彼女の膣は僕を締め付けた。
今までより、比べ物にならないぐらい強く。
柔らかいベッドの上に、ぐったりと倒れるクー。
僕自身も、久しぶりに運動したということもあり、大きな疲労感を得る。
川///)「はぁ……ふはぁ…」
自分の欲望のために、彼女を使ってしまったことを大きく後悔する。
ゆっくりと彼女の髪をなでながら、本日最後の魔女の力を使う。
(´・ω・`) 『安堵感の増強』『睡眠の増加』
川///)「はぁ…はぁ……………はぁ……」
川///)「……」
数秒後には、静かな寝息を立て始める彼女。
ゆっくりと立ち上がり、彼女を椅子に座らせた。
(´・ω・`) 「……片づけからかな」
近くにあったタオルを取り、僕は濡れたシーツの水分を吸い込ませる。
ふぅ、とため息をついて、体を大きく伸ばした。
20 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/03/06(火) 21:13:15.58 ID:2lKIy3B40
川 う -゚)「……」
(´・ω・`) 「ん、起きたかい」
あれから約5時間が経った頃、ようやく彼女が目を覚ます。
よほど疲れていたのだろう。全く起きる様子がなかったのだ。
川 ゚ -゚)「……ショボンさん」
(´・ω・`) 「君、読書しながら寝てたんだよ」
川 ゚ -゚)「一人で片付けなされたんですか?」
(´・ω・`) 「……君は読書しながら──
川 ゚ -゚)「体に毒です。安静にしてください」
(´・ω・`) 「……」
彼女は椅子から立ち上がり、机の上の本を取った。
時間なので、という一言を言い、ドアに向かって歩き出す。
22 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/03/06(火) 21:14:41.61 ID:2lKIy3B40
川 ゚ -゚)「では……失礼します」
(´・ω・`) 「今日は帰るんだね」
川 ゚ -゚)「仕事が残っていますので」
それなら、最初からこなければいいじゃないか。
等といってしまったら、いくら魔女の僕といえど殺されてしまうかもしれない。
川 ゚ -゚)「絶対に安静にしてくださいね」
ドアを開けながら言葉を発する彼女。
僕は空返事をして、彼女を見つめていた。
川 ゚ -゚)「それと……」
足を半歩だし、こちらを向いた。
川 ゚ ー゚)「愛してくれて、ありがとうございます」
長い髪を揺らしながら、彼女は部屋から出て行く。
彼女につられて、僕も少しだけ笑ってしまった。
〜終〜