第十一話


3 名前: ◆xh7i0CWaMo [] 投稿日:2007/02/25(日) 20:43:16.90 ID:tepVhUWG0
ここまでの登場人物 まとめ改改 左から、AA・名前・年齢

(´< _` ) 弟者 15

( ´_ゝ`) 兄者 2

( ,,゚Д゚) ギコ 49

(*゚ー゚) しぃ 25

(*゚∀゚) つー 25

('、`*川 アホサス 24

川 ゚ -゚) クー 24

/ ・ω・ヽ ぽ ??

(Д゚) ベンツ ??

( ゚∀゚) ジョルジュ 故人

川д川 ロッキー 15

ξ゚听)ξ ツン 7 

( ^ω^) ブーン 17

('A`) ドクオ 29 忘れてた

4 名前: ◆xh7i0CWaMo [] 投稿日:2007/02/25(日) 20:43:57.91 ID:tepVhUWG0
(´<_` )「……まぁ、とりあえず詳しく」

( ^ω^)「なぜこんなことになってしまったのか……
       それを説明するためにはまず、僕の過去を話さなければならないお」

( ,,゚Д゚)「へえ?」

( ^ω^)「あれは十七年前……僕がまだ、カーチャンの胎内にいたころの話」

(´<_` )「遡りすぎではないだろうか」

( ^ω^)「じゃあ……二十五年前、まだこの日本が幕府に支配されていたころのお話」

( ,,゚Д゚)「じゃあって何よ」

(´<_` )「つーかバカ」

( ^ω^)「お前に言われたくないお!」

(*゚∀゚)「海賊漫画的にいうと、過去に涙はつきものだよね!?
     お姉さん期待しちゃうよ?」

( ^ω^)「そう……あれは……涙無しには語れないんだお……フヒヒッ」

(´<_` )「何が面白いの?」

第十一話 はじまり

5 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/25(日) 20:44:40.64 ID:AzfLthgT0
VIPは他板の文化をできるだけ流入しない特色があったが崩壊したのか

6 名前: ◆xh7i0CWaMo [] 投稿日:2007/02/25(日) 20:45:00.87 ID:tepVhUWG0
――二週間前にジャンプ。ついでに視点も切り替わります――

二週間ほど前。高校からの帰り道。
ブーンは一人、白日の下を歩いていた。

( ^ω^)「あっしたからー、春休みだおっおー」

マックでランチを一人でエンジョイするために駅前へ。
その途中、公園を通りかかったとき。
偶然にも、不幸にも。
ブーンは一人の、考える人を見つけてしまった。

ベンチに座って頭を抱える若い男。

( ^ω^)「お? なんだか困っている人がいるお!」

「……おーみすあふろーでぃてー、ほわいどんちゅーくらいふぉーみー?」

男の歌う声が、微かに聞こえてくる。
末期症状だ。
ブーンはそう判断した。

( ^ω^)「よし、僕が助けてやるお!」

こっころはいっつでもスーパーマーン。
ブーンは鼻歌を響かせながら、その男に接近した。

( ^ω^)「ヘイ少年! どうかしたのかお!?」

7 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/25(日) 20:45:15.55 ID:ChIOTtTzO
-終了-

8 名前: ◆xh7i0CWaMo [] 投稿日:2007/02/25(日) 20:45:52.37 ID:tepVhUWG0
( ´_ゝ`)「……あぁ?」

憔悴していた男が顔を上げる。
見たところ、二十代半ばといったところか。

( ^ω^)「どうしたお? 何か悩んでいるのかお?」

( ´_ゝ`)「いや……そうだな。
       あえていうなら……俺の心の天秤が、腐っちまったようだぜ」

( ^ω^)(やっべえこいつやっべえ)

( ´_ゝ`)「ああ、夜空にリスペクト……」

( ^ω^)「真っ昼間だお」

( ´_ゝ`)「ふん……瞼に映るペルセウスを感じることのない愚者め。ぐしゃぐしゃめ」

会話の齟齬なんてレベルではない。
男は立ち上がると、着込んでいるくたびれたコートを必要以上に揺らして、去ろうとする。

( ^ω^)「ちょ、待つお!」

( ´_ゝ`)「なんだい坊主……俺ァ、暇じゃねえんだ」

( ^ω^)(台詞の中で最低一回は三点リーダ入れないと喋れないのかお? こいつ)

9 名前: ◆xh7i0CWaMo [] 投稿日:2007/02/25(日) 20:46:34.96 ID:tepVhUWG0
( ´_ゝ`)「まぁなんでもいい……坊主ゥ……ウゥ!?」

突然頭をおさえる男。

( ^ω^)「だ、大丈夫かお!? 頭痛いのかお!?」

( ´_ゝ`)「……いや、むしろ痛いのは……心、さ……」

( ^ω^)「それは多分腐ってるんだと思うお」

( ´_ゝ`)「日常の空気は……俺には強すぎるんだ……ああ、毒される」

( ^ω^)「とりあえず119番に連絡していいかお?」

( ´_ゝ`)「いや……俺の神は……俺を守るんだぜ……?」

( ^ω^)「もうめんどくさいから死んでくれお」

( ´_ゝ`)「俺は行く……アァ、一つだけ忠告しておく」

( ^ω^)「お?」

( ´_ゝ`)「夜道にィ……気をつけな……」

男はフラフラと立ち上がって、公園を出て行った。
その背中を見送る。ただ、呆然と。

・・・・・・・・

――時間軸が元に戻ります――

10 名前: ◆xh7i0CWaMo [] 投稿日:2007/02/25(日) 20:47:31.90 ID:tepVhUWG0
( ^ω^)「その時はまだ、あんな恐ろしいことが起きるとは夢にも思ってなかったお」

(*゚∀゚)「余計なナレーションはいいから、続き!」

(´<_` )「決めた、今日から俺は全力で兄者を軽蔑する」

( ,,゚Д゚)「え、普通じゃない」

(´<_` )「……そりゃあ昔から結構危ない性格でしたけど、まさかここまで進化してるとは」

( ^ω^)「進化のエヴォリューションだお〜」

(´<_` )「意味一緒じゃねえか」

(*゚∀゚)「つ・づ・き!」

( ^ω^)「ああ、そうだったお。
       それから僕はマックに行って、それから本屋で立ち読みしてたんだお」

(*゚∀゚)「ほうほう」

( ^ω^)「ちなみに快楽天だお」

(´<_` )「それはどうでもいい」

( ^ω^)「帰る頃にはもう、夕方になってたお……」

( ,,゚Д゚)「本屋で読破しちゃったのね……」

――再び、二週間前――

11 名前: ◆xh7i0CWaMo [] 投稿日:2007/02/25(日) 20:48:08.86 ID:tepVhUWG0
ブーンの家は閑静な住宅街の中程にある。
その近辺。人気のない狭い道にさしかかったとき。

从 ゚∀从「ヘーイ、ソコノブォーイ」

(;^ω^)「おお!?」

やたら髪の長い女が一人。角から突然現れた。
科学者みたいな風貌で、手には一つの小瓶。
ついでに、背がやたらと低い。小学校高学年といったところか。

( ^ω^)「誰だお?」

从 ゚∀从「ミーはハインリッヒというもんでごザンス」

( ^ω^)「……」

从 ゚∀从「シェー!」

(;^ω^)「!?」

12 名前: ◆xh7i0CWaMo [] 投稿日:2007/02/25(日) 20:48:42.89 ID:tepVhUWG0
从 ゚∀从「ところでチミィ、このカプセルに興味はないかね?」

ハインリッヒはぎこちない動作で瓶を開ける。
中から取り出されたのは青と白で彩色されたカプセル錠。

( ^ω^)「全然興味ないお。つーか、もう行っていいかお?」

从 ゚∀从「OH〜〜、そんなじ、じ? ああ、邪険に扱わないでチョ!」

( ^ω^)「お前、どこの国の人だお?」

从 ゚∀从「なーに言ってるかっナー? じゅ、ピュアな日本人ヨー?」

( ^ω^)「いい加減にしないと、お兄さん怒るお?」

从 ゚∀从「バカ言っちゃいけねえなあ、旦那……あっし、こう見えても来年で還暦ですぜ?」

( ^ω^)「……もう一度聞いてもいいかお?」

从 ゚∀从「ホワッ?」

( ^ω^)「お前、どこの星の人だお?」

从 ゚∀从「オーゥ、グローバールな話になったNE!」

( ^ω^)「……」

从 ゚∀从「ところでチミィ、このカプセルに興味は( ^ω^)「ないお」

13 名前: ◆xh7i0CWaMo [] 投稿日:2007/02/25(日) 20:49:28.29 ID:tepVhUWG0
从 ゚∀从「じゃあ……仕方ない。ここは一つ、狡猾な手段で攻めさせていただシェー!」

( ^ω^)「ノイズみたいな感じで叫ぶのはやめたほうがいいと思うお」

从 ゚∀从「あ、UFO! 未確認飛行物体! アンノウン……なんとかかんとか!」

( ^ω^)「その手には乗らないお」

从 ゚∀从「くっ……あ、チミの背後でナース服を着たグラマラスなねーちゃんが四つんばいで歩いてる!」

( ^ω^)「趣味が親父臭いお」

从 ゚∀从「なかなかー、悟りを開いたヴォーイだねえ」

( ^ω^)「もういいかお?」

从 ゚∀从「あ、幼女安売りキャンペーン!」

( ゜ω゜)「どこだお!?」

从 ゚∀从「イマDA!」

ハインリッヒがカプセルを投げる。
時速160kmのカプセルがブーンの口内から一気に胃まで達した。

14 名前: ◆xh7i0CWaMo [] 投稿日:2007/02/25(日) 20:50:01.34 ID:tepVhUWG0
( ゜ω゜)「ハッ、し、しまったお!」

从 ゚∀从「ま、今のはえにぼでーが引っかかるから仕方ないシェー!」

(;^ω^)「ふ、不覚……い、いったい何を飲ませたお!?」

从 ゚∀从「気にスンナー! なんつーかあれだYO! 実験用ドラッグだYO!」

( ^ω^)「そ、そんな……」

瞬間。
ブーンの心臓が躍動した。
脳が沸騰する。身体が爆ぜそうになる。

从 ゚∀从「サクセス!」

( ^ω^)「ぼ、ぼくはどうなったお!?」

从 ゚∀从「すんげぇ力を与える力をゲッツアンドターン……ってこれは言わない方がよかった?」

( ^ω^)「そう……思う……お」

从 ゚∀从「YO-SI! YO-SI!」

何度も、満足げに頷くハインリッヒ。
大声で、誰かを呼ぶ。

从 ゚∀从「アニージャ! できたワンYO!」

15 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/25(日) 20:50:28.59 ID:Lz5zOrjdO
支援

16 名前: ◆xh7i0CWaMo [] 投稿日:2007/02/25(日) 20:50:31.78 ID:tepVhUWG0
( ´_ゝ`)「おぅ……そうかい」

どこからか現れた一人の男。

( ^ω^)「あ、あんたは……!?」

ずいぶん身体の変異もおさまってきたブーン驚く。
しかし男は覚えていないようだった。

( ´_ゝ`)「フルビキニ・ド・アニージャ……だ。覚えておけ」

( ^ω^)「変な名前だお……フランスか何かのハーフかお?」

( ´_ゝ`)「いや……ボスニアァ……なんとかかんとか」

( ^ω^)「ヘルツェゴヴィナ?」

( ´_ゝ`)「そうだ……ついでに……ハーフじゃなくてェ……ウォリアーだ」

( ^ω^)「クォーター?」

( ´_ゝ`)「それ……だっ……」

( ^ω^)「間違えるにもほどがあるお」

17 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/25(日) 20:51:12.55 ID:7tn1VLdKO
wktk

18 名前: ◆xh7i0CWaMo [] 投稿日:2007/02/25(日) 20:51:14.26 ID:tepVhUWG0
( ^ω^)「そんなことはどうでもいいお! なんでこんなことを!?」

( ´_ゝ`)「そいつは……俺の素性と関係してくるんだぜ……」

( ^ω^)「素性……お仕事は何をしてるんだお?」

( ´_ゝ`)「フン……仕事、か。
       久しく……コミットしてねえ単語だ」

( ^ω^)「エヌイーイーティー?」

( ´_ゝ`)「……バカにしちゃいけねぇよ、坊主……俺ァ、エージー……イー……?」

( ^ω^)「綴りがわからないなら普通に言えばいいと思うお」

( ´_ゝ`)「エージェント……だ。何もかもを超越した、神に最も近しい存在」

( ^ω^)「えーじぇんとってそんなにすごかったかお?」

( ´_ゝ`)「そういうわけだ……だが……だからこそ……悩みも多い……」

( ^ω^)「鬱陶しいから一気に喋れお」

( ´_ゝ`)「俺ァ……生きることに疲れちまった」

自称フルビキニが宵闇を仰ぐ。
その目から一縷の涙。
ブーンには到底理解できないクレイジーワールド。

19 名前: ◆xh7i0CWaMo [] 投稿日:2007/02/25(日) 20:51:46.18 ID:tepVhUWG0
( ´_ゝ`)「聞いてくれるかい……坊主……」

( ^ω^)「いやだお」

( ´_ゝ`)「……一年前、俺ァこの街にやってきた。
       遠い田舎の村から……騒々しい世界へ」

( ^ω^)「……」

( ´_ゝ`)「人混みに紛れているうち……俺は、いつしかピュアハートを置き忘れたようだ」

( ^ω^)「めんどくさいから死んで欲しいお」

( ´_ゝ`)「でもなァ……坊主……神は俺の味方だ……
       ……お前に、一つ頼みがある」

( ^ω^)「なんだお?」

( ´_ゝ`)「お前に力を与えた……それを……俺に使え」

( ^ω^)「お?」

20 名前: ◆xh7i0CWaMo [] 投稿日:2007/02/25(日) 20:52:24.56 ID:tepVhUWG0
( ´_ゝ`)「使い方は簡単だ。俺に向かって、ただ念じろ。
       『生後一年かそこらになれえええぇぇえ』ってな……!」

( ^ω^)「なるほ……お? 生後一年?」

( ´_ゝ`)「人生をやり直すゥ……んだよ!」

( ^ω^)「……」

从 ゚∀从「生後一ヶ月になったコイツは拙者が処理すっから安心しRO!」

( ^ω^)「……念じるだけでいいのかお?」

( ´_ゝ`)「そうだ……邪念を払え……
       光と闇が交わるとき、そこに一つの偉大な( ^ω^)「生後一年になれお!」

そして。
兄者を紫色の何かが包んで……

・・・

・・



――再び、元の時間軸へ――

21 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/25(日) 20:52:37.84 ID:Lz5zOrjdO
支援

22 名前: ◆xh7i0CWaMo [] 投稿日:2007/02/25(日) 20:53:09.14 ID:tepVhUWG0
( ^ω^)「ま、そんな感じだお」

(´<_` )「……うん」

( ^ω^)「……」

(´<_` )「その、いかにも「ツッコんでくれー!」みたいな顔をやめろ」

(Д゚)「ナンデヤネンセイヤー」

(´<_` )「律儀にツッコまんでよろしい」

( ,,゚Д゚)「突っ込もうか?」

(´<_` )「あなたの場合若干意味合いが異なるでしょ」

( ^ω^)「これが悲しい物語……その1だお」

(*゚∀゚)「まだ続くの!?」

(´<_` )「……ん? しかし、だとすると、おかしいな」

23 名前: ◆xh7i0CWaMo [] 投稿日:2007/02/25(日) 20:53:49.29 ID:tepVhUWG0
(´<_` )「どうして兄者は今、二歳児なんだ」

(*゚∀゚)「元々薬で得た能力だから、副作用でも起きたんじゃないの?」

(´<_` )「把握……このまま成長することもあり得るのか」

( ,,゚Д゚)「ちょっと待てやゴルァ!!」

(´<_` )「びっくりしたなあ、もう」

( ,,゚Д゚)「なに……つまり、それって、私以外にも女がいたってことなのぅ!?」

(´<_` )「あなたは元々男でしょうが」

(*゚∀゚)「まぁおとーさんとしてはそれが一番のポイントだよね」

( ,,゚Д゚)「ぶるわあああああああああああああああああ」

(´<_` )「まー所詮ヒモですし」

( ,,゚Д゚)「うるせえよボケ! 死ね!」

(´<_` )「おお、完全に男モード」

24 名前: ◆xh7i0CWaMo [] 投稿日:2007/02/25(日) 20:54:31.32 ID:tepVhUWG0
(*゚∀゚)「単純な協力者かも知れない。
     ほら、まっどさいえんてすととボスの組み合わせって結構あるじゃん」

(´<_` )「マッドサイエンティスト」

(*゚∀゚)「……まっどさいえんてすと」

(´<_` )「マッドサイエンティスト」

(*゚∀゚)「うるさいなあ」

/ ・ω・ヽ「それで、続きはないのかぽ?」

( ^ω^)「全知全能と、貞子の話は面白くないお。
       単純に、家宅侵入しただけだお」

(´<_` )「面白くなさすぎるな」

( ^ω^)「……でも仕方ないお!
       なんというか、義務感が僕を支配していたんだお
       やらされていた、みたいな? 所謂サービス残業だお」

(´<_` )「働いてもいないくせに」

( ^ω^)「お前が言うなお」

25 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/25(日) 20:54:38.80 ID:Os3WyxBn0
創 作 文 芸 板 で や れ 
http://book4.2ch.net/bun/

26 名前: ◆xh7i0CWaMo [] 投稿日:2007/02/25(日) 20:55:07.43 ID:tepVhUWG0
( ^ω^)「そこにいる二人の話は面白いと思うお」

/ ・ω・ヽ「ほうほう、つまり僕はハリウッドスターだったのかぽ?」

(´<_` )「ベンツは?」

(Д゚)「セイヤー?」

/ ・ω・ヽ「……ムーディー勝山」

(*゚∀゚)「ヤケに具体的だね」

(´<_` )「微妙な位置の芸人だし」

(Д゚)「ウケナガセイヤー!」

( ,,゚Д゚)「ぶるわあああああああああああああ」

(´<_` )「うるせえな」

( ^ω^)「聞いて驚いちゃいけないお……二人は……」

/ ・ω・ヽ「プリキュア!」

( ^ω^)「違うお! 宇宙人だったんだお!」

27 名前: ◆xh7i0CWaMo [] 投稿日:2007/02/25(日) 20:55:42.94 ID:tepVhUWG0
(´<_` )「……」

( ,,゚Д゚)「ぶるわああああ……あ?」

(*゚∀゚)「……」

(´<_` )「カリカリモフモフ」

(*゚∀゚)「逃げちゃダメだよオトージャ」

/ ・ω・ヽ「おい、語尾の変なヤツ、てきとーなこといってんじゃねーぽ!」

( ^ω^)「お前にだけは言われたくないお!」

(Д゚)「マーズアタックセイヤー」

(*゚∀゚)「また微妙な映画のタイトルを知ってるね」

(´<_` )「どういうことだ?」

( ^ω^)「僕が通りかかったとき、二人は地球を征服するためにUFOから降りてきたところだったお」

( ,,゚Д゚)「はぁん、つまり二人は敵なのね?」

(´<_` )「やっぱりあの時、ゴミ袋に入れて捨てておけばよかった」

28 名前: ◆xh7i0CWaMo [] 投稿日:2007/02/25(日) 20:56:30.97 ID:tepVhUWG0
/ ・ω・ヽ「……ま、まあとりあえず詳しい話を聞きたいぽ」

( ^ω^)「わかったお……あれは、そう。
       僕が悟りを開くために山登りに出かけたときのことだお」

(*゚∀゚)「冒頭から突っ込んでくれって雰囲気がぷんぷんするよねっ!」

( ^ω^)「そこで……僕は……」

・・・

・・



第十一話 おしまい



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