20 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/01/23(火) 20:44:05.53 ID:17cHKyD0O
保守ついでに投下していいかな。
「中二病っぽい」
「−−刹那」
「終わりの始まり」
「ドクオの果たしうち!」
「お前の余命は24時間」
「光速の異名を持ち(ry」
「風、炎、水、土の精霊よ我と共にゆき、そしてその加護を与えられんことよ」
がお題の中編なんだけど。
23 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/01/23(火) 20:49:49.33 ID:17cHKyD0O
了解。投下したいので投下します。
人によっては痒みが止まらなくなるかもしれません。
ご注意をw
ドクオは終わりの始まりを迎えたようです
背中に細長い袋に包まれた筒のような物を背負った男が、山中に一人淡々と歩みを進めていた。
男の名はドクオ。
コバルトライトニング−蒼き光速の異名を持ち、その世界では名の知られた傭兵。
彼は己の戦いに決着を付けるべく、歩を進め続けていた。
25 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/01/23(火) 20:52:05.18 ID:17cHKyD0O
やがてその足は止まり、右を向いてそこにある洋風の大きな豪邸を見上げる。
回りは見渡す限り木が生えていて、とても人の住める所ではない。
しかしそんな事はどうでもいいようで、
ドクオは門をくぐり、豪邸のドアに向かって行く。
「お待ち下さい」
フッ・・・・・・と、何処から現れたのか、黒いスーツを来た二人の男がドクオの前に立ちはだかった。
「何か御用で?」
風貌からして、その外見とガッシリとした体格が仕事道具なのは間違いない彼等は、
言葉の丁寧さとは裏腹にかなり威圧的な態度でドクオに対応する。
26 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/01/23(火) 20:53:14.63 ID:17cHKyD0O
「・・・・・・分かっているんだろう。ブーン」
ふと、ドクオは独り言の様に呟いた。
その瞬間、男達の態度が豹変する。
「死n」
しかし態度は実行に移されることはなかった。
−−刹那。
ドクオはその手に剣を握りしめ、二人の背後に立っていた。
それから一瞬の間を置いて、
二人の男は片方は肩から袈裟切りに、もう一方は腰を水平に、それぞれ両断されていた部分から真っ二つになって倒れ込んだ。
「・・・・・・。」
しかしそんな二つの死体には目も暮れず、ドクオは再びドアに向かって歩きだす。
27 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/01/23(火) 20:55:35.97 ID:17cHKyD0O
轟音と共にドアが玄関から屋敷内のホールへと吹っ飛び、
続いて剣を携えた男がゆっくりと入って来る。
ドクオは屋敷内を見回す。
人が住んでいる気配ではない。
−−刹那。
ドクオは振り向き様に剣を背後に翻し、まさに彼に飛び掛からんとしていた黒いスーツの男を斬り捨てた。
男は吹っ飛んで玄関脇の壁に激突、声一つ上げないまま屍と化す。
「随分と手厚い歓迎じゃないか。」
ドクオが再び屋敷内を見渡すと、そこには幾人もの黒スーツが立っていた。
「いいぜ。どっからでもかかってこい」
29 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/01/23(火) 20:58:06.52 ID:17cHKyD0O
最初に動いたのはドクオの右にいた黒スーツ。
手に持った昆棒を気合いと共にドクオ目掛けて振り下ろす。
ドクオはそれを、身体が昆棒と水平になるように回避、黒スーツの無防備な脇腹を蹴り飛ばした。
間髪入れずに他の黒スーツがドクオに向かってくる。
得物は日本刀。
真一文字に振り抜いてきた刀身は、同じくドクオの剣の刀身に防がれた。
キィン、と金属同士がぶつかり合い、その刹那に火花が散る。
黒スーツは素早く切り返して振りかぶったが、その瞬間に鈍い音が聞こえた。
31 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/01/23(火) 21:00:18.01 ID:17cHKyD0O
自らの腹から背骨までを貫いた剣を見つめながら黒スーツは膝を落とす。
剣が引き抜かれ、それに引っ張られるように前のめりに倒れた。
ドクオは刀身を盾にするように構える。
また金属同士がぶつかり合う音がして、今度は床に三本のナイフが落ちた。
ホールの両端に備え付けられた半円形の階段の先。バルコニーとでも言うべき場所に三人の黒スーツ。
ナイフを投げてるのは真ん中か。
依然刀身でナイフを弾きつつ、冷静に状況を判断する。
32 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/01/23(火) 21:02:38.11 ID:17cHKyD0O
(どっちにしろ・・・・・・このままじゃ埒が開かないな)
ドクオは右手に神経を集中させた。
その瞬間、袖口から僅かに光が零れる。
そして、常人では有り得ない高さまで跳躍した。
真ん中の黒スーツは空中にいるドクオを無防備かと思ったのか、投げるナイフが数を増す。
だが、その全てを弾き、時には軽く首を反らしてかわししながら、ドクオはバルコニーに向けて落下していく。
衝撃と共にドクオが着地し、剣がバルコニーの絨毯に食い込む。
落下の勢いをもって振り下ろした一撃は、真ん中の黒スーツを言葉通り頭から一刀両断した。
33 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/01/23(火) 21:04:03.19 ID:17cHKyD0O
両脇にいた黒スーツは素早く構えるが、ドクオにとって隙は十分あった。
着地のショックを和らげるためと、刀身を完全に切り抜けるための、立て膝を突くような体勢のドクオは、ゆらり、と少し右に傾いたかと思った刹那、
右側の黒スーツに反応すらさせずに飛び掛かり、刀身の刃を当てて壁に無理矢理押しつける。
嫌な音がして黒スーツの体型が通常では有り得ない程軋み、歪み、壁にめり込んだ。
左側にいた黒スーツが気配、音すら起てずにドクオの背後に接近、右手を引き、その手に嵌めたクローをドクオ向かって押し出した。
手応えは無い。
34 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/01/23(火) 21:06:34.16 ID:17cHKyD0O
ドクオは既に空中へと逃れていた。
回転しながら黒スーツの背後に着地。
「ッ!」
剣を一閃、黒スーツの首が宙を舞った。
「おい・・・・・・聞こえてんだろう!」
誰もいなくなった・・・・・・本当にさっきまで転がっていた死体までもいなくなったバルコニーで、ドクオは一人吠えた。
35 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/01/23(火) 21:07:48.68 ID:17cHKyD0O
玄関前の二人以外、黒スーツからは一滴の血も出なかった。
人ではないのだから、当たり前というべきか。
「分身体なんてもんが俺に敵うと思ったのか」
ドクオは続ける。
「出てこいよ。出なきゃこっちから出向いてやる」
ギイ、と音がして、バルコニーから奥へのドアが開いた。
「上等・・・・・・ってか」
ドクオは剣を振ってベットリと付いたままだった黒い何かを刀身から飛ばし、ドアの奥へと進んでいった。
38 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/01/23(火) 21:10:22.72 ID:17cHKyD0O
>>36
自分携帯だし、大丈夫だと思うよ。
長い廊下。
幾つもあるドアは無視して、ドクオはただひたすらに進んで行く。
やがて終わりが来て、一つのドアが見えてくる。
何も言わずに、ドクオはドアを叩っ斬った。
「やれやれ。もうちょっと姿をくらましていたかったのに・・・・・・
ズカズカと入り込んでくるとは、相変わらず野蛮だおね。」
倒れたドアの先。
赤絨毯に壁が本棚の円形の広い部屋の奥に、社長が座るようなテーブル。
向こうを向いた椅子に腰掛けて、ソイツはいた。
39 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/01/23(火) 21:11:25.41 ID:17cHKyD0O
「テメェは下劣だろうが。」
フフフ、と笑いを返して、椅子がこちらを向く。
「下劣?策略に長けていると言って欲しいお」
虫酸が走るような薄ら笑いを浮かべた顔。
ドクオが探し続けた顔。
内藤ホライゾンの顔だ。
「笑わせるな。貴様の裏切りの為に何人の命が失われたと思っているんだ」
力強く握り締めた右手から光が発される。
彼の能力(VIP)、スカイウォーカー。
蒼い光−オーラが彼の身体能力の向上を促し、また空中の高速移動を可能にさせる。
その力の象徴、彼の右腕に刻まれた紋様は、今や衣服を通してもその紋様がハッキリと見えるほど輝きを増していた。
40 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/01/23(火) 21:12:22.33 ID:17cHKyD0O
「フフフ・・・・・・君自身も命を削ってかなりの無茶をしたようだおね」
依然薄ら笑いを浮かべながら、内藤ホライゾンはドクオを見る。
「VIPの使い過ぎは命に関わる事ぐらい分かっているだろうに・・・・・・」
目を凝らして、彼は告げた。
「お前の余命は24時間・・・・・・と言ったところかお」
その一言にドクオは動じた様子は一切無い。
「貴様は殺す。俺の全てを賭けて。」
静かに、しかし激しい怒りを携えた目をブーンに向けて、剣を構える。
41 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/01/23(火) 21:14:32.87 ID:17cHKyD0O
「・・・・・・やれやれ。戦いは好きじゃないんだお」
ブーンは溜め息をつきながら、包帯が巻かれた右手で額を押さえるようにして顔を隠す。
刹那、空気が一変した。
「・・・・・・ッ!」
凄まじい漆黒のオーラを感じながら、ドクオは剣を握る手に力を込める。
内藤ホライゾン(以下ブーン)が右手を退けた時、その眼は黒く、瞳は真っ赤に染まっていた。
内藤ホライゾンのVIP、邪気眼。
その眼はオーラを遠隔操作、実体化できる力の象徴。
「掛かってくるが良い。力の差を教えてやる」
椅子に腰掛けたまま、ブーンは手の甲を下に向け、ドクオに手招きをした。
が、その時既にドクオは跳躍していた。
空中で急激に加速、剣を振りかぶり、ブーンに向かって思い切り切り付ける。
42 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/01/23(火) 21:16:20.18 ID:17cHKyD0O
しかし、剣が斬り飛ばしたのは椅子の背もたれのみ。
「何処に目を付けているんだ?」
ドクオがその声に反応して振り向いた瞬間、その身体は本棚の壁に叩き付けられた。
「グッ・・・・・・!」
衝撃で本棚から弾き出された本と共にドクオは床に落下する。
何とか体勢を整えて着地した。
「どうした?その程度か」
ブーンは部屋の中央で嘲り笑うかのように立っている。
「・・・・・・」
ドクオは答えない。
もう一度跳躍し、空中からブーンに飛び掛かる。
45 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/01/23(火) 21:18:41.43 ID:17cHKyD0O
「無駄だ」
ブーンはオーラを実体化し、鞭のように振るう。
しなって空気を切りながらオーラの鞭はドクオを捕える。
しかし、ドクオと思われたその身体は、霧のように鞭を擦り抜けさせた。
「何!?」
残像。
のスピードで移動した場合に出来るまやかしの影。
「お返しだ」
「ッ!」
ブーンは脇腹から鮮血を散らしながら飛びのいた。
46 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/01/23(火) 21:21:46.18 ID:17cHKyD0O
致命傷にはならないものの、出血の量からしてかなりのダメージにはなっただろう。
「・・・・・・小癪な!」
「隙を見せた貴様が原因だろう」
歯ぎしりが聞こえた。
「・・・・・・良いだろう。」
ブーンの身を包むオーラが爆発的に増加する。
やがてそれらはブーンを離れて具現化、六つの槍の形を作り出し、その切っ先がドクオに向けられる。
。
「邪気眼の真骨頂・・・・・・受けてみろ!」
ブーンが叫ぶのと同時に、六本の槍はドクオに向かって放たれた。
47 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/01/23(火) 21:23:52.50 ID:17cHKyD0O
ドクオは真っ先に飛んで来た槍を剣でいなし、後続の槍を跳躍して避ける。
空中で加速して直線的に、かつ細かく方向転換しながらブーンに迫る。
あれだけのオーラを遠隔操作するのは、いくら邪気眼をもってしても、かなりの精神力を使う筈だ。
故に本体の動きは鈍くなる。
ドクオは槍の連撃の合間を縫ってブーンに急接近した。
「考え方は悪くない、ただ・・・・・・」
ブーンに肉薄せんとしたドクオの左肩を、槍が貫いた。
「甘くみすぎだお」
48 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/01/23(火) 21:25:34.45 ID:17cHKyD0O
「クソ・・・・・・ッ!」
地面に落下したドクオは、続いて襲って来た痛みに叫んだ。
しかし呑気に転がり回っている暇など無い。
片手を地面に着いて、思い切り押す。
反動で身体が浮き上がり、ドクオは回転しながら地に足を着けた。
槍は既に消え、空中から再びドクオを狙っている。
「次は心臓だ」
ブーンはまたあの薄ら笑いを浮かべて自分の左胸を突く。
「・・・・・・ほざけ」
ドクオ自身も状況が不利に傾いていることは理解していた。
次の一撃に全てを賭ける。
右手に力を込め、光の大きさを増す。
もはや邪気眼のそれに遜色はない。
49 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/01/23(火) 21:26:31.89 ID:17cHKyD0O
「・・・・・・オオッ!」
気合いと共に、ドクオの姿は消え去った。
(疾い!)
ブーンの目でも捉え切れない。
先ほど残像を残したスピードを維持し続けて、ドクオは空中を翔ける。
部屋中に蒼い光が疾る。
「・・・・・・」
ブーンは眼を閉じた。
オーラを張り巡らせる。
勝負は一瞬だった。
突如ブーンの背後に現れたドクオ。
察知して振り向くブーン。
振り抜かれた剣。
「・・・・・・貰ったッ!」
51 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/01/23(火) 21:28:42.94 ID:17cHKyD0O
歓喜の台詞を叫んだのは・・・・・・ブーンだった。
ドクオの剣をオーラで受け止め、しかし勢いを殺し切れず肩口を斬られながらも、ドクオに向けてオーラを放つ。
鋭いその先端は、ドクオの腹を深々と突き刺していた。
ドクオは吐血し、四肢が、右腕の紋様が力を失い、剣はその手を滑り落ちて絨毯に突き刺さる。
「フン・・・・・・」
勝ち誇った笑みを浮かべ、ブーンはオーラを振ってドクオを投げ飛ばす。
絨毯をバウンドして、本棚に激突して、ドクオの身体は絨毯に横たわった。
52 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/01/23(火) 21:29:49.13 ID:17cHKyD0O
ーーーードクオーーーー
誰だ。俺を呼ぶのは。
ーーーー情けねぇ。もう終わりかよーーーー
無理だ。全てを使い果たした。
ーーーー馬鹿を言うな、お前にはまだ力があるーーーー
何・・・・・・?
ーーーー彼女の力のお陰だ。感謝しろよーーーー
ーーーー後は・・・・・・お前次第だ、ドクオ!ーーーー
お前ら・・・・・・!?
ーーーー大丈夫。きっとドクオならやれる。私の見込んだ男だからなーーーー
風、炎、水、土の精霊よ我と共にゆき、そしてその加護を彼に与えられんことよ!!
53 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/01/23(火) 21:30:15.91 ID:17cHKyD0O
ーーーードクオ
誰だ。俺を呼ぶのは。
ーーーー情けねぇ。もう終わりかよ
無理だ。全てを使い果たした。
ーーーー馬鹿を言うな、お前にはまだ力がある
何・・・・・・?
ーーーー彼女の力のお陰だ。感謝しろよ
ーーーー後は・・・・・・お前次第だ、ドクオ!
お前ら・・・・・・!?
ーーーー大丈夫。きっとドクオならやれる。私の見込んだ男だからな
風、炎、水、土の精霊よ我と共にゆき、そしてその加護を彼に与えられんことよ!!
54 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/01/23(火) 21:32:10.59 ID:17cHKyD0O
うわ、二重カキコ済まない。
いきなり、ドクオの身体が光に包まれた。
「何だ・・・・・・!」
驚き振り返ったブーンは見た。
全身から紋様の光を発し、立ち上がっているドクオを。
「馬鹿な!!」
奴の息の根は止めたはずだ。
何故生きている!?
「ブーン。俺は・・・・・・!」
ドクオから発される光は、もはやドクオ自身さえそのまばゆさに包み込んでいた。
55 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/01/23(火) 21:33:06.07 ID:17cHKyD0O
「まさか・・・・・・あの生き残りの女の!?」
ブーンの顔が怒りに燃え上がり、邪気眼の真紅の瞳が輝く。
「何処までも・・・・・・!」
邪悪に満ちたオーラが膨れ上がる。
「邪魔をっ、するなァァァァッ!!」
「ダアアアッ!!」
ドクオは飛び出し、突き刺さっていた剣を引き抜き、ブーンへと全力で翔けた。
二つのオーラがぶつかり合い、壮絶な音と光を発する。
56 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/01/23(火) 21:34:27.76 ID:17cHKyD0O
「この命尽きてもッ!」
「ヌオオオオオオッ!」
バリバリと音を起てて、二人の全力が、信念が、意地が、鎬を削る。
「俺はッ!この力・・・・・・皆の思いに応えるためにッ!」
「こんなところでッ!負けるわけにはッ!」
やがて、漆黒のオーラが光のオーラに飲み込まれ始めた。
「お前を倒すッ!」
「ヌガアアアっ!」
ドクオの剣が、ブーンのオーラを一点集中して突き破る。
「イッケェェェッ!!」
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッ!!」
そして・・・・・・光が部屋を塗り潰した。
59 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/01/23(火) 21:36:39.70 ID:17cHKyD0O
俺は・・・・・・やったのか・・・・・・
ーーーーそうだ、ドクオ。君が勝った
・・・・・・何で・・・・・・今まで出て来てくれなかった?
ーーーー済まない。君の為に、力を温存しておかねばならなかった
相変わらず冷静だな。
ーーーー何を言う。これでも私は君にぞっこんだったんだぞ
・・・・・・ああ。俺も・・・・・・好きだった。
ーーーーお別れだ
何故?俺は・・・・・・死んだんだろう。
ーーーーいいや。君には私達の分まで生きる使命がある
・・・・・・もう十分なんだがな・・・・・・一人で生きるのは。
ーーーーなに、またすぐ会えるさ
・・・・・・そうだな。アイツラにまだお礼言ってないしな。
ーーーーではな、ドクオ
ああ、待ってろよ、クー。
62 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/01/23(火) 21:39:55.26 ID:17cHKyD0O
そして・・・・・・彼の終わりの始まりは終わり、彼は新たな始まりを歩き出した。
ーーーーfin
以上。
痒みに苛まれた方いたら、スマンかった。
やけに誤字が多いのはガチで仕様。
>>43
>>50
被っちまったけど、思う存分書いてくれ。
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