440 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/13(火) 15:35:27.17 ID:Y3XYqoR7O


内藤は苦悩していた。


( ^ω^)「ついに明日かお・・・」
( ´ω`)「ツンがチョコくれなきゃ今年も手ぶらで帰ることになるお・・・」


翌日にバレンタインデーを控えた如月の13日 夜。

喪男にとってこのイベントはありがたくない。

惨めになるから。虚しくなるから。

しかし、今年は違う。この日の為に内藤は、一番仲が良い女性 ツンデレにアピールし続けた。

一週間前から、甘い物が好きだと1日に何度も何度も

これだけの苦労をしたのだ。チョコレートが欲しいという思いは伝わっていないはずはない。

僅かな希望にかけ、内藤は就寝した。

441 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/13(火) 15:36:10.46 ID:Y3XYqoR7O
14日 朝。

内藤、ハピマテで爽やかな起床。

早々に準備を済ませ、自宅を出た。


( ^ω^)「今年こそはチョコをゲットするお。」


学校に着き、上履きに履き替え、教室のドアを開ける。

そこには誰もいなかった。


そんな、2月14日土曜日。



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