680 名前:1[] 投稿日:2007/02/11(日) 15:39:56.47 ID:uSqf9V3KO
とあるビルの最上階。
「社長室」とされた部屋からは、さぞ綺麗な景色が見られるだろう。
その中に、二人の男が立っていた。

(;^ω^)「社長・・・あなたが、犯人だったんですかお・・・」

その声に振り返る、もう一人の男。

( ・∀・)「・・・まったく・・・どうしようもないくらい有能だね、君は」

(;^ω^)「どうして、どうして殺人なんか!」

( ・∀・)「・・・いや、話すほどの事ではないさ」

( ・∀・)「知られた以上は仕方がない・・・」


「このビルごと消すっ!!」

681 名前:2[] 投稿日:2007/02/11(日) 15:42:26.67 ID:uSqf9V3KO
( ・∀・)「メテオッ!!」

叫び終わるやいなや、空から一つの巨大な隕石がビルめがけて落ちてくる。
直撃すれば間違いなくビルは消しとぶだろう。

――いや、地球さえも。


(;^ω^)「く、頼むお!世我田 参四朗!」

ブーンが言葉を放つやいなや、胴着を纏った男が空へと舞い上がる。
その男は全ての隕石を太陽へと投げ返した!

(;・∀・)「ば、馬鹿な!私の究極技が!」


( ^ω^)「・・・社長」


( ・∀・)「・・・私の負け、か」



数分後、部屋に一発の銃声が木霊した。
結末を見たのは、ただ窓から差し込む夕日のみであった。


――了――




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