404 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/02(金) 18:43:40.94 ID:XAA+k/1gO



「んっ……、ん?」

そんな間抜けな声と共に、私の朝は始まる。
ゆっくりと目を開けると、いつもの見慣れた部屋。
まだ機能していない体を起こし、ベッドから降りる。

ξ⊃听)ξ「朝……?」

目を擦りながら窓に近づき、白いカーテンを開ける。
途端に、朝日が目を焼き付け、その眩しさゆえに思わず顔をしかめる。



405 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/02(金) 18:45:01.32 ID:XAA+k/1gO
ξ⊃听)ξ「時計……」

まだ機能していない脳を働かせ、時計へと顔を向ける。

━━━━6時30分。

ξ゚听)ξ「起きなきゃ……」

赤いパジャマのまま、のそのそと部屋を出る。
母親から「女の子なんだからだらしなくしない!」と咎められるが、ほとんど聞いてはいない。
これでも仲間内では可愛いと言ってもらえるのだ。



407 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/02(金) 18:45:30.76 ID:XAA+k/1gO
朝食もほどほどに済まして部屋に戻ろうとするが、母親に止められ、

ξ 'ー`)ξ「今日は用事で遅くなるけど、夜更かししちゃ駄目よ」

と告げられる。

用事の内容はわかってる。


━━━━デートだ


ξ゚听)ξ「わかった。二人で仲良くね」

「からかうんじゃないの」と軽く頭を叩かれるが顔が笑っている。
仲の良い夫婦だ。

ξ( 'ー`)ξ「じゃあ、よろしくね。ツン」
ξ゚听)ξ「うん。わかった」



408 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/02(金) 18:47:30.62 ID:XAA+k/1gO
部屋に戻った私は身支度を始める。

長い髪を整理、制服に着替え、お化粧をし、荷物の確認するなど、する事は様々。

それらを終えた頃にはすでに8時を回っていた。

私は母に「いってきます」と告げ、家を後にした。



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