11 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/01(木) 13:17:45.64 ID:c5bbbne0O
昔々、ある所におじいさんとおばあさんがいました。
おじいさんの名はホライジン。おばあさんの名はホライゼンといいます。
二人にはホライゾンという孫がいました。
幼い頃に両親を無くした彼を、ホライジンとホライゼンは自分の息子のように接していました。
そんな二人にとって
( ^ω^)「ブーンはじーちゃんとばーちゃんの孫で幸せだお!」
そんな言葉が残り少ない人生の生きがいでもありました。
12 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/01(木) 13:18:42.27 ID:c5bbbne0O
ホライゾンは明るい子でした。
天気の良い日となると両腕を広げ、
⊂ニニ( ^ω^)ニニ⊃「ブーーーン」
と言いながら走り周り、二人に迷惑を掛ける事も稀ではありません。
それでも元気に育つホライゾンを見て幸せそうに微笑んでいました。
13 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/01(木) 13:21:07.61 ID:c5bbbne0O
そんな暮らしにも終わりはやって来ます。
二人は病に侵され、もはや長くないと告げられてしまいます。
そんな二人をホライゾンは、
( ^ω^)「早く元気になって一緒に遊んで欲しいお! 三人でブーンするんだお!」
そう言って二人を励まして来ました。
そんなホライゾンの頑張りも虚しく二人の病は進んで行きます。
( ;ω;)「死んじゃやだお! 元気になってお!」
そんなホライゾンの願いももはや叶わぬものとなりました。
14 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/01(木) 13:21:31.37 ID:c5bbbne0O
二人は最後の気力を振り絞り、ホライゾンにこう告げます。
ホライジン「最後に……、私達にお前の元気な姿を見せて欲しい」
ホライゼン「ホライゾンのその笑顔が私達の宝物だから……」
その言葉に答えるようにホライゾンは走ります。
⊂ニニ( ;ω;)ニニ⊃「ブーーーーーン!!」
惜しくも700回目となったそれが、二人が見た最後の元気な姿になりました。
それでも、二人の顔には幸せそうな笑顔が満ち溢れていました。
15 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/01(木) 13:22:09.89 ID:c5bbbne0O
二人が死んだ次の日も次の日もホライゾンは走り続けます。
ホライゾンの元気な姿が二人の宝物ですから……
勢いで書いた。反省はしてない。
小説じゃなくなってる気がするが、とりあえず批評お願いします。
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