_
( ゚∀゚)のとある一日のようです




215 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/07(水) 13:05:19.61 ID:HI7VqsKb0
よぅし、パパ勇気を持って貰ったお題の短編を投下しちゃうぞ〜

お題:( ・∀・)「誇りを持て、少年よ」
    SONY
    吹き飛べ!
    ブローチ
    人肉の缶詰





  _
( ゚∀゚)のとある一日のようです

218 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/07(水) 13:07:58.67 ID:HI7VqsKb0
  _
( ゚∀゚)「んじゃあいってきまーす」

 いつもの朝だ。玄関開けたら二分で駅前も

从*゚∀从「ぁ、ジョルジュ! 今日はちゃんと早く帰ってきなよ? サプライズ用意しとくからさ」

 送ってくれる最愛の妻も

*( ‘‘)*「からさ!」

 母親の真似をする最愛の娘も
  _
( ゚∀゚)ノシ「だいじょぶだいじょぶ、忘れてねーよ。んじゃ、改めて」

从 ゚∀从ノシ「いってら」

*( ‘‘)*ノシ「とーちゃん、いってら」

 何もかもがいつも通り。違う事があるとすれば唯一つ。俺の誕生日って事くらいだ
  _
( ゚∀゚)「一昨年は花束だったし、去年はヘリカルが粘土で作ってくれたブローチだったし……今年はなんだろうなぁ」

 だから自然とwktkしちまうのも無理は無い。天気も良いし、今日は良い日になr

『えー、中wow線は人身事故の影響で20分遅れており\(^O^)/マース! おきゃくさm――』

220 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/07(水) 13:11:39.39 ID:HI7VqsKb0
 _
(;゚∀゚)「マジかよ…………」

 朝のラッシュ時に遅延。コイツは厄いぜ。俺の誕生日なのに……

(*´・ω・)「はい電車が入りまーす。押さないで下さぃ〜。僕が後ろから……してあげますから押さないでくださぃ〜」

 ああ、キタキタ…………おお、基地GUYじみた乗車率。どう見てもすし詰めです。本当に有難う御座いました

(*´・ω・)「はい、押さないでくださぃ! 押さないでくださぃ!! ウホ、イイシリ……はい、押さないでくださぃ〜!!!」
 _
(;゚∀゚)「うおお!! くぅ! 流石にキツイぜ……!!(満員っぷりが)」

 乗車率200%超で、形が変形してさえ見えるオレンヂ色のニクイ奴。それが中wow線クオリティ
 まるで人肉の缶詰の様相を呈しているそれは、停車駅に入る度に容量を変えずに中身を入れ替えつつ、終着駅まで走り続けた

 結局、地獄の圧縮機から解放されたのは終点。密着状態でのオヤジのポマードは、加齢臭との見事なコラボレーションでS級レベルの拷問だ
 _
(;゚∀゚)「くそぅ……朝からエライ目にあったぜ。流石は……」

(;・∀・)「中wow線……僕はヤツから受けた屈辱を一生忘れはしないだろう」
    _
Σ(゚∀゚;)彡「うお! って、モララーか。脅かすんじゃねえよ」

 なんて言っても、コイツが背後から声をかけてくるのは茶飯事だ。だからまぁ言葉ほどにはビビって無い

222 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/07(水) 13:13:05.57 ID:HI7VqsKb0
( ・∀・)「フヒヒwwwwwサーセンwwwwwwwしかし君も僕も朝から災難だったね。特に君は」
  _
( ゚∀゚)「みなまで言うな。解ってるk」

( ・∀・)「特に君は駅員に掘られたりして、大変だったねぇ」


          _ 吹き飛べ!_ _     .'  , .. ∧_∧
        (#゚∀゚) _ - ― = ̄  ̄`:, .∴ '     (##)A ・) ぺなふッ!
         ヽ-'' ̄    __――=', ・,‘ r⌒>  _/ /
        /  ,,-―  ̄ ̄   ̄"'" .   ’ | y'⌒  ⌒i
       /   ノ\\            .  |  /  ノ |
        /    /   \\             , ー'  /´ヾ_ノ
       レ  ノ     ヽ_つ         / ,  ノ
      /  /                ./ / /
      /  /|               / / ,'
      ( ( 、             /  /|  |
      |  |、 \           !、_/ /   〉
    .  | / \ ⌒l             |_/
      | |   ) /
     ノ  )   し'
    (_/             -==≡≡≡===-

 電車の苛々もついでに晴らしておく。なぜなら彼もまた、特別な存在だからです
 まぁ、そんな感じで今日も俺達は会社の歯車となるべく、SONY HENTAI PRIZEの門をくぐる。さぁ、今日も頑張ってSONY TIMERをシコシ作るかな

223 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/07(水) 13:15:41.55 ID:HI7VqsKb0
 ――ココから就業風景――

( ^ω^)「おっおっ、やっぱり浴衣とうなじのコンボは最凶だおwwww」
  _
( ゚∀゚)「ばっか、男なら裸エプロンのハミ乳だろ! 常識的に考えて」

( ・∀・)「僕はオリバの彼女くらいに膨れたフトモモに劣情を催すけどねぇ」
     _
( ^ω^)゚∀゚)「「ねーよwwwwwwwww」」

ξ#゚听)ξ「仕事をしろ! このタンカスどもがぁー!!」
     パパパーン
   _, ,_  ∩☆))ω゚)<センダァ!!
ξ#゚听)ξ彡☆))Д゚)<ミツオォ!!
   ⊂彡☆))Д・)<ナハナハァ!!

 開発部の女帝、現る。俺の誕生日だというのに、コイツはビンタをプレゼントしてくれた

       *  *  *

('A`)「彼女が出来ねぇ……ウツダシノウ」

( ・∀・)「ならば仕事に誇りを持て、少年よ。彼女なんぞ作らんでも、人は生きてゆけるぞ」

224 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/07(水) 13:16:41.55 ID:HI7VqsKb0
从'ー'从「そうだよ〜。彼氏彼女にウツツを抜かしている暇があったら、ちょっとでも業績上げて、お金貯めて、老後を楽しく過ごそう〜」

('∀`)「そ、そうかな? そうだよな?」

( ・∀・)「そうともさ!」
从'ー'从「ステディがなんぼのもんじゃーい!」

 後の筆頭バカップルである。因みにドクオは更に欝になったとかならなかったとか

       *  *  *

ξ゚听)ξ「さて、昼食はどこでとろうかしら……」
  _
( ゚∀゚)「ラーメンは昨日食ったし、牛丼もなぁ」

( ^ω^)「チャーハンも美味いと思える所が無いお」

从'ー'从「じゃあ、恥丘寄ってく?」
      _
ξ゚听)ξ ゚∀゚) ^ω^)「「「良いねぇ〜」」」

 恥丘=社員食堂の名前だぜ。流石に無いわ、と思ったそこのお前。お前は正しい

 ――就業風景ココまで――

225 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/07(水) 13:18:31.27 ID:HI7VqsKb0
 気が付けば定時。今から帰れば6時には家に着くな
  _
( ゚∀゚)「と、言う訳でおうちに帰らせて頂きます」

( ・∀・)「おまwwwwwwwまだ仕事終わってナサスwwwwwwwww」
  _
( ゚∀゚)「後は任せたwwwwwwうぇっwwwwwwぇwwwwwww」

( ・∀・)「バーローwwwwww明日覚えてろwwwww」

 と言いつつも、毎年この日だけはモララーに頼ってしまっている。その分アイツの誕生日には俺が残る訳だから、まぁオアイコだらう
 そんな事よりハインとヘリカルは今年何をくれるんだろう?

('、`*川「ちょ、あすこの人ニヤけてるんですけどーwwwww」
(*゚ー゚)「キモイんですけどーwwwwww」
川 ゚ -゚)「二人とも事実だからと言って無礼を言っちゃあいけないよ」

 ヘリカルが描いてくれた絵とかだったら萌え死ぬかも新米。もしくはティウンティウンドーDSとかでも可
 そんな事考えてたら、オラワクワクしてきたぞ!
  _
( ゚∀゚)「とかwktkしてる内におうちに着いちゃいました」

 電車の中で女子高生がこっち見て笑っていた気がするが…………昂揚した気分の見せた幻覚だろ?

226 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/07(水) 13:20:02.29 ID:HI7VqsKb0
 そんな事よりもただいま、俺。ただいま、マイホーム。そして――
  _
( ゚∀゚)「ハイン! ヘリカル! ただいま〜!!」

 大きな声で帰宅を報せる。すると

「とーちゃん、おかー!!」

 娘が出迎えてくれた

*( ‘‘)*「きょうははやいね!!」












 ――――――――裸エプロンで


227 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/07(水) 13:21:37.39 ID:HI7VqsKb0
  _
( ゚∀゚)「…………」
 _
(;゚∀。)「qざvrbftgyんふmじk、お。lp;・@!!???!?!?!?」

*(;‘‘)*Σ「とーちゃん!? とーちゃん!!」

 訳が解らん! 何で裸なの!? なんでえぷろんなの!!?? まだ4歳児だよ!!??
 早くね!? ってかカワイクね!? 俺の血が荒ぶるとかってレベルじゃねーぞ!!
 _
(;゚∀゚)「まさか……! まさか!!」

 娘さえ玄関に置き去りにして俺はキッチンへと駆け込む。果たしてそこには
 キッチンいっぱいに薫るビーフシチューの匂いと――

从 ゚∀从「いよっす、おか〜」

 娘と同じ、裸にエプロンを纏っただけのハインが、無防備な後ろ姿を晒しながら立っていた
 _
(;゚∀゚)「……………………」

 当然俺の股間の斬艦刀も雄々しく屹っていたわけで

从 ゚∀从「? ああ、これか? ハハハ、驚いたか。まぁ年に一度の行事だし?」

 途端、ハインの顔が火が出るほどに真っ赤に染まる

从 ///从「た、偶には……な」

228 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/07(水) 13:22:41.04 ID:HI7VqsKb0
 なんという光景
  _
( ゚∀゚)「…………………………………………」

 一目見ただけでsnegな展開と解る

*( ‘‘)*「とーちゃん、はやいよ〜」

 今夜は間違い無く、不眠不休になるだろう

从 ゚∀从「じゃあ、ヘリカル。せーの、で言おうか」

*( ‘‘)*「うん! せーの……」



从 ゚∀从 ‘‘)*「「お誕生日、おめでとう〜〜!!!!」」
 _
(*゚∀゚)∩「うひゃほへおっぱらぱっぱーしょうへいへーい!!!!1111」
  ⊂彡

 裸エプロンの妖精二人が俺の誕生日を祝福してくれた直後、俺の中の情欲が一気に燃え滾る
 そう、俺の体は一瞬にして火達磨になってしまったのだ


   終 は り



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