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('A`)と( ゚∀゚)が地下室で・・・ようです


134 名前:('A`)と( ゚∀゚)が地下室で・・・ようです[] 投稿日:2007/02/10(土) 00:48:08.15 ID:cTlGdgeV0
とある不思議な国のある朝のこと
一人の少年がベッドから起きだしたようです

('A`)(・・・・・ネム)

地味で影の薄そうな少年は、まだまだ眠たそうな目を擦りながらも一回を目指すようです
キシキシと軋む木の床を歩いていきました

J( 'ー`)し「フンフンフ〜ン♪ あら? おはようドクオ」

一回の食堂に下りると、年若く見えるお母さんが挨拶をしてくれました
お母さんは台所に立って鼻歌を歌いながら料理をしています
傍らにある壷は調味料が入っているのでしょうか?
と、そこへ妹のツンが帰ってきました


135 名前:('A`)と( ゚∀゚)が地下室で・・・なようです[sage] 投稿日:2007/02/10(土) 00:49:22.04 ID:cTlGdgeV0
ξ゚听)ξ「ただいまおかーさん。ねえねえ、良い匂いするけど何作ってるの?」

J( 'ー`)し「あらあら、ツンじゃない。遊びに行ってたんじゃないの?」

と、ありふれた会話からこの物語は始まります

ξ゚听)ξ「みんな用があるって遊んでくれなかったの。今日のお昼はな〜に?」

J( 'ー`)し「ウフフ、何だと思う? 当ててみて?」

ξ゚听)ξ「う〜ん・・・この匂いはステーキかな? お兄ちゃんは何だと思う」

('A`)
  「俺もステーキかな?」
ニア「シチューじゃないか?」
  「マンドクセ」 

彼もさすがにマンドクセは無いだろうと思ったんでしょうね

136 名前:('A`)と( ゚∀゚)が地下室で・・・なようです[] 投稿日:2007/02/10(土) 00:49:59.87 ID:cTlGdgeV0
J( 'ー`)し「答えは・・・ヒ ミ ツ! あ、そうだわ! ねぇ二人とも。どっちかパン屋さんにお使いに行って来てくれない?」

ξ゚听)ξ「ごめんねおかーさん。私これからデートなの。お使いはおにいちゃんにお願いね」

ツンはそういってさっさと逃げてしまいました。残されたのはドクオだけです

J( 'ー`)し「ドクオ。お金は月末払いだから受け取ってくるだけでいいわよ」

いつの間にかすっかりお使いに行くことになっているようです
彼はすごすごとお使いに行くことにしました・・・・


137 名前:('A`)と( ゚∀゚)が地下室で・・・なようです[] 投稿日:2007/02/10(土) 00:50:39.81 ID:cTlGdgeV0
ドクオは古い屋敷から外に出たようです
屋敷はとても大きくて古めかしい家です。そして庭もこれまた古めかしい
ドクオは屋敷と同じように大きい庭を歩いていきます
と、そこには先ほどデートに出かけていったツンがいました

ξ゚听)ξ「今日のお昼はなんだろな〜? あ、おにいちゃん! お使いがんばってね!」

('A`)
ニア「お前・・・・デートは?」
  「がんばるよ」
  「マンドクセ」

ξ゚听)ξ「これから行ってくるよ! 今日もご本みたいに男の子を操縦しちゃうだから!」

('A`)
  「その本って何?」
  「・・・・操縦?」
ニア「マンドクセ」

さすがに彼も面倒になったようですね
聞く気が無いのもお構いなしに、ツンはお喋りしています


ξ゚听)ξ「お母さんの部屋で見付けた『男を操る1000の方法』! 今日もこれを使ってがんばるぞ〜!」

勝手に気合を入れて、勝手に外に飛び出していきました
しばらくボーゼンとしていたドクオでしたが、お母さんに頼まれたお使いのことを思い出しました。
用事を思い出した彼はまた歩き出します

138 名前:('A`)と( ゚∀゚)が地下室で・・・なようです[] 投稿日:2007/02/10(土) 00:51:48.97 ID:cTlGdgeV0
家の門扉を開けると、下り坂の道と木がまばらに生えた風景が見えてきました
しばらく道を走っていくと、ドクオはふとましいモナーと小柄なギコと出会いました

( ´∀`)「おはようドクオ。こんな時間に会うなんて珍しいモナ」

('A`)
  「おはよう!」
ニア「珍しいって?」
  「マンドクセ」

( ´∀`)「いや、ドクオっていつも夜中に起きてるモナ? 今くらいの時間に会えるのは珍しいなって思ったモナ」

('A`)
  「たしかにそうかも・・・」
ニア「人がいつ起きようと勝手だろ?」
  「マンドクセ」

( ´∀`)「つれない返事だモナ。そうそう、ドクオはサーカスは誰と見に行くモナ? 」
( ,,゚Д゚)「行くんだったら今のうちに誘っといたほうがいいぜ。俺はしぃちゃんと一緒に見に行くんだ」

('A`)
ニア「クーと行こうかな?」
  「俺は興味ないな」
  「マンドクセ」

( ´∀`)「成功を祈るモナ! それじゃバイビー」

ドクオはサーカスの公園があることをすっかり忘れていたようです
思い出して改めて幼馴染のクーを誘うことにしたみたいですね
お使いも含めて、クーがいるであろうニューソク村へ向かいました・・・。

139 名前:('A`)と( ゚∀゚)が地下室で・・・なようです[] 投稿日:2007/02/10(土) 00:53:27.62 ID:cTlGdgeV0
〜ニューソク村〜

木の板で作られたもろそうな門を開けるとそこはニューソク村です
入ってすぐにドクオの目的の一つ、クーと出会いました
後ろに流れる金髪が綺麗な美少女は質素な服に身を包んでいます。

('A`)
ニア「おはよう、クー!」
  「こんにちは、クー」
  「マンドクセ」

ドクオは時間の感覚が麻痺しているようです。さすがニート

川 ゚ -゚)「・・・・・・・」

たとえ言葉を間違えていても挨拶は挨拶です。ですがクーからの反応はまったくありません

('A`)
  「おーい、クー?」
ニア「どうしたんだ、クー?」
  「マンドクセ」

川 ゚ -゚)「・・・・あ・・・こんにちわ、ドクオ。今日は大事なお話があるの。サーカスが終わったらお話しするわ」

それっきり、クーは黙ってしまいました。ドクオは仕方なくお使いを済ませにパン屋さんに行きます


140 名前:('A`)と( ゚∀゚)が地下室で・・・なようです[] 投稿日:2007/02/10(土) 00:53:59.67 ID:cTlGdgeV0
パン屋さんの扉をくぐると、店主のおばさんは立ちながらなにかに集中していました

('A`)  
  「おーい」
ニア「あのー」
  「マンドクセ」

おばさんに話しかけても一向に気づいてくれません

('A`)
ニア「おーい!」
  「あのー!」
  「マンドクセ」

さすがのドクオも耐えかねたのか、めったに出さない大声を出したようです

从'ー'从「ん? ・・・・ああなんだい、ドクオじゃないか。もっと早く声を掛けておくれよ」

二回も大声で呼んだのに・・・。ドクオはどうしてかやり切れない気持ちでいっぱいになりました

从'ー'从「あんたは影が薄いからもう少し声を大きくしてみたらどうだい? パンが欲しいんだろう。ほれ、持っていきな」

ドクオはさしだされた豪快な大きさのパンを受け取って店を出ました


141 名前:('A`)と( ゚∀゚)が地下室で・・・なようです[] 投稿日:2007/02/10(土) 00:54:35.19 ID:cTlGdgeV0
いつのまにか外はすっかり夕方です。
あれだけ暖かかった外の空気も少しづつ冷え込んできました。夜の帳が下り始めているのです・・・

ξ゚听)ξ「おにーちゃーん!」

後ろから呼ばれたのでドクオは振り返りました

ξ゚听)ξ「お使いは終わったの? 一緒に帰ろう」

('A`)
  「そうだね」
  「デートはどうだった?」
ニア「マンドクセ」

ξ゚听)ξ「え〜? まったまた〜、照れてるの? 久しぶりだしいいじゃない。おにーちゃんは昼間起きてこないしさ」

昼間は起きてこない・・・たしかにそのとおりなのでした
ドクオはいつのころからか、朝に寝て夜に起きる生活になっていたのです

ξ゚听)ξ「手を繋ごう」

('A`) 
  「わかったよ」
ニア「うん」
  「マンドクセ」

兄妹が二人で仲良く遊んでいたころを少し思い出して、ドクオは手を繋ぎました
夕陽を背にしながら二人は歩き出します・・・・


142 名前:('A`)と( ゚∀゚)が地下室で・・・なようです[sage] 投稿日:2007/02/10(土) 00:55:21.95 ID:cTlGdgeV0
そして夜
ドクオは昼寝から起きてリビングに来ました
暖炉のある広いリビングにドクオの家族が集まっています
お父さん、お母さん、おじいさん、おばあさん、そして妹のツンです
ドクオは部屋に入ってすぐにお父さんに捕まってしまったようです

( ´_ゝ`)「おおドクオ! 良いところに来たな。ちょっとこの壷を見てみろよ」

('A`)
  「壷?」
ニア「あの・・・俺は約束が・・・」
  「マンドクセ」

( ´_ゝ`)「この壷はな、幸運を呼び込むことで有名な2chの壷にそっくりなんだ!」

ドクオには+激しく+どうでもいい話です。

( ´_ゝ`)「この形、この紋章の焼き入れ方! どこからどう見たってそうだろう!?」

('A`)
  「へぇ〜・・・」
ニア「あの・・・サーカス・・・」
  「マンドクセ」

( ´_ゝ`)「・・・・・で、・・・・・だ・・・・だから・・・・なので」

( ´_ゝ`)「・・・・・・・・・・・・・・・・が・・・・・・・・・・・・の・・・・・・・・・」

それから数時間、何を言ってもお父さんはドクオを離してくれ無かったようです


143 名前:('A`)と( ゚∀゚)が地下室で・・・なようです[] 投稿日:2007/02/10(土) 00:55:58.75 ID:cTlGdgeV0
壷の話がようやく終わってやっと開放されたドクオは、家から飛び出してサーカスの開園場に向かいました
そして、ドクオがニューソク村とサーカス場との分かれ道。
そこにはクーとモナが連れ立って歩いてきました
近くに寄ってきたクーはおずおずと口を開いて喋ります

川 ゚ -゚)「あ・・・・あの、大事な話があるの。明日話すから・・・」

そう言ってモナーと村のほうへ帰っていきました
彼女はいったい何を話したいのでしょうか?
ドクオはクーのことがよく分からないようです。

145 名前:('A`)と( ゚∀゚)が地下室で・・・なようです[] 投稿日:2007/02/10(土) 00:57:32.02 ID:cTlGdgeV0
用事がつぶれて仕方なしに家路を急いでいる途中、ボーイフレンドを連れたツンと出会いました。が、
その向かい側の木々から表れた一匹のオバケが彼女らに向かっていきます・・・
そしてオバケはツンの目の前までたどり着いてしまいました

ξ;゚听)ξ「へ? お、オバケ!? ひ、ヒャァアあアあアア!?」

(´・ω・)「う、うわあああ」

叫び声と共にツンは気絶してしまい、一緒にいた男の子は半べそをかいて逃げ出してしまいました

(;´_ゝ`)「うおお!? どうしたんだ? ツン! ツン!」

お父さんが家から飛び出して来て、必死に妹の名前を呼んでいます・・・


気絶したツンをお父さんと一緒に運び込んだあと、大急ぎでお医者さんがやってきました
ツンの寝かされている部屋に入ってすこしたち、ようやくドクオも呼ばれます

( ´_ゝ`)「ああ、ドクオか・・・。ツンはな、どうやらみさくら病にかかってしまったらしい」

('A`)
  「ええっー!?」
ニア「みさくら病ってなに?」
  「マンドクセ」

今までみさくら病なる病気なんて聞いたことの無かったドクオは、ツンの容態が深刻なのかすらわかりません

146 名前:('A`)と( ゚∀゚)が地下室で・・・なようです[] 投稿日:2007/02/10(土) 00:58:16.31 ID:cTlGdgeV0
( ´_ゝ`)「みさくら病ってのはな、喋る言葉が全部みさくら語になってしまう病気なんだよ!」

('A`)
ニア「な、なんだってー」
  「・・・それだけ?」
  「イミワカンネ」

J( 'ー`)し「ああ、そんな・・・娘が、娘がみさくら病にかかってしまうなんて・・・」

( ´ー`)「わしらも子供のころはみさくら語で遊んだもんじゃわ」

('、`*川「ええ、ええ。そうですねおじいさん」

( ´_ゝ`)「どうも普通の薬では治らないらしいんだ。でもな、お父さんには秘策がある」

J( ♯'ー`)し「そんなものがあるんだったら早くあの子に使ってあげて!」

お母さんはお父さんに勢いよく突っ込みの張り手を食らわせました
お父さんの秘策・・・それはいったい何なのでしょうか?


147 名前:('A`)と( ゚∀゚)が地下室で・・・なようです[] 投稿日:2007/02/10(土) 00:59:02.72 ID:cTlGdgeV0
お父さんの支持で地下室に集まった五人はみんな中央にある壷に注目しています

( ´_ゝ`)「この壷は2chの壷に非常に良く似ているんだ。2chの壷は中には願い事をかなえてくれる魔人が封じられているらしい」

J( 'ー`)し「それじゃあその魔人さんにお願いすればツンの病気は治るのね!? お父さん素敵!」

( ´ー`)「・・・2chの壷なんて聞いたことがないぞい」

('、`*川「ええ、ええ。そうですね。おじいさん」

( ´_ゝ`)「男は度胸! 何でもやってみるものさ」

お父さんはそう言って魔法の呪文を唱え始めました

( ´_ゝ`)「zip、mp3、おっぱい・・・脈々と受け継がれしうpの力よ。lhaplusの力を借りて今封印を紐解かん、行くぞ! ーーーエターナルフォースブリザードッッッ!」

J( 'ー`)し( ´_ゝ`)「ッ!?!!!」( ´ー`)('、`*川

お父さんが呪文を唱えると、壷を中心に魔方陣が展開されていきます

148 名前:('A`)と( ゚∀゚)が地下室で・・・なようです[] 投稿日:2007/02/10(土) 00:59:35.31 ID:cTlGdgeV0
やがて・・・壷のふたが開き、執事な格好をした角を持つ魔人が煙を出しながら表れます

(`・ω・´)「ふぅ〜。やっと出られましたな。これで坊ちゃんの世界征服の野望がここに始まりますぞ!」

突然表れた奇怪な男? に家族一同、皆呆然としています。
やがて世にも恐ろしいそこぐらい声が壷から響いてきました

( ゚∀゚)「これでやっと開放されるわけだなシャキン! アヒャヒャヒャヒャヒャ・・・」

(´・ω・)「そのとおりですぞ坊ちゃま! それではそこの少年」

('A`)
  「・・・俺?」
  「・・・・・・」
ニア「マンドクセ」

ドクオは考えるの事をやめたようです

(`・ω・´)「ま、どうだっていいでしょう。それでは坊ちゃま。あの少年の影に取り付いてくださいませ。密度の薄さ、影の薄さがはんぱないですぞ」

シャキンと呼ばれた男の言葉を皮切りに、壷から黒い影が噴出し始めました
ぐんぐんと伸びる黒い影は意思があるかのようにドクオ目指して伸びてきます

149 名前:('A`)と( ゚∀゚)が地下室で・・・なようです[sage] 投稿日:2007/02/10(土) 01:00:24.93 ID:cTlGdgeV0
そして・・・ドクオの影から手と顔が伸びてきます
薄っぺらい影は立体的に伸び、意思を宿して動きました

( ゚∀゚)「アヒャヒャヒャヒャ! 俺様が宿ったからには目指すは世界征服だ。そのためにも手足となって働いてもらうぞ!」

('A`)
ニア「何だこれ!?」
  「・・・やだね」
  「マンドクセ」

( ゚∀゚)「アヒャヒャヒャヒャ・・・。聞いて驚け! 我輩は魔王! 魔王アヒャンリーアヒャハットトリニダード14世だ!」

心底嬉しく、楽しそうに魔王は笑って宿主となったドクオに話しかけます

( ゚∀゚)「長くて我輩も正確には覚えておらんからアヒャでいいぞ。これかよろしくな? 下僕よ。アヒャヒャヒャヒャ・・・」

ひょんなことから自称魔王に取り付かれてしまった彼、ドクオ。これから彼の人生はどうなってしまうのでしょうか?

おわり



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