( ^ω^)ブーンと川 ゚ -゚)クーが出会うようです




803 名前:( ^ω^)ブーンと川 ゚ -゚)クーが出会うようです[] 投稿日:2007/02/05(月) 21:50:03.08 ID:H86s+Fvr0

2088年 12の月――――
ロシア連邦(現・狼連邦)のチェルノブイリ原子力発電所跡にて不穏な動きがあるとし、
国際連合(現・世界連合)が非公開捜査を開始。
その結果、1986年の原発事故以降、原子力発電所跡をロシア連邦、
人造生物(キメラ――?)の生産工場、及び処理施設として使用していたことが判明。
これを受けて国際連合、全会一致で倫理感を欠いた非人道的行為としてロシア連邦に対し経済制裁を実施。

2089年 1の月――――
ロシア連邦、これに徹底抗戦の構え。《流るるは蒼き狼の血》を掲げ国際連合脱会。
国名をロシア連邦から狼連邦へ改名、
東南アジアに向け中距離弾道ミサイル《レモンバースト》発射。
狼連邦が軍人、クー中尉任務中にメンへル地方にて行方不明。

2089年 1の月――――
これを受けて国際連合、報復の姿勢。光粒子兵器《夢の予言》狼連邦へ向け発射。
結果地核振動数が一時的ながら変動。地球全体の電力が落ちる。
両国、電力確保に奔走。のちの大決戦充電バトルである。

2090年 4の月――――
世界は東西に別けて二分されていた。

《世界連合》

     《狼連邦》

チェルノブイリ原子力発電所より南側を《世界連合》領土、
またそれより北側を《狼連邦》の領土とするのが暗黙の了解。

804 名前:( ^ω^)ブーンと川 ゚ -゚)クーが出会うようです[] 投稿日:2007/02/05(月) 21:50:33.38 ID:H86s+Fvr0
2090年 5の月――――

そ う し て 彼 ら は 出 逢 っ た

川 ゚ -゚)「リンゴの種を手に入れたのだとしても、明日世界が滅ぶなら撒く意味はない」

  ( ^ω^)「僕はそれでも芽吹きを信じたいお」


   君とともに歩みたい。


ちっぽけな願いは大きな世界に飲み込まれ、
やがて可視すら出来ない遠い記憶の奥底へ、己と共に沈む。

それでも目を開け、欲するのであれば――――

これは北と西、相成れぬはずだった、出会うことのなかった二人が出会ってしまう。
そういうアリエナイパラドックスの話。

あるある『説明から始まるプロローグ』
戦争ものやファンタジーと言った小説などでよくみる。
小難しい感じを与えるかもしれないが、硬い戦争物だと一番フィットするプロローグだと思う。
現代の戦争物ならば、第二次世界大戦は日本が勝利していたり(BRなど)
ある地点から歴史が変化していたりするのが多い。
世界情勢を端的かつ率直に伝える方法だと思う。
ただ>>652のいったように、この方法は他を寄せ付けないと言うか、好き嫌いが別れやすい。
改善法としたら虫食いをくつっけてプロローグにすればいいんジャマイカ


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